舛添要一氏、銃撃対策に提案 「街頭演説中心の選挙運動を見直すべき」
安倍元首相銃撃事件を受け、舛添要一前都知事が、警護体制の課題と対策案を語った。
第一次安倍政権で厚生労働大臣を務めた舛添要一前東京都知事が、12日に自身ツイッターを更新。安倍元首相銃撃事件を受け、選挙運動をネット中心にシフトすることを提案した。
■SPの警護は「ナイフ対応」
銃撃事件以降、件に関するさまざまなツイートを行っている舛添氏は、この日も警護体制に言及。
「安全は無料(ただ)ではない。SPに警護された私の経験からすると、今の警護体制はナイフ対応にはなっているが、銃に対してのシフトはない」と、都知事や大臣経験を踏まえた指摘をする。
関連記事:堀江貴文氏、安倍晋三元首相との会話明かす 出会いは小泉純一郎氏の紹介
■「集会形式、SNSなどの活用」
銃に対応していないとの問題点を挙げた舛添氏だったが、一方で、これを解消するには予算の問題が立ちはだかる模様。「そのシフトに変えると、警護費用は3倍はかかる」と難しさを語るも、続けて、予算と警護の両面を解決する提案を行っていく。
ここで挙げたのが、「そのコストを軽減するためにも、街頭演説中心の選挙運動を見直すべきだと思う。集会形式、SNSなどの活用である」との案だった。