舛添要一氏、ワクチン5回目接種の検討で厚労省に指摘 「対応が遅い」
すでに4回目の接種を終えている舛添要一氏。変異株に対応するワクチンを使用した5回目接種の対応について指摘した。
舛添要一前東京都知事が22日、公式ツイッターを更新。新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐる厚生労働省の対応について疑問を呈した。
■今秋以降の接種を検討
全国的に新型コロナウイルスの感染が急拡大し、「第7波」に入ったものとみられている。対策が急がれる中、厚生労働省は22日、オミクロン株に対応する新たなワクチンを使用して、今年秋以降の5回目の追加接種に向けて準備することを専門家の分科会に提案したことが報じられた。
オミクロン株の対応ワクチンについては、ファイザー社とモデルナ社が開発中で、国内でも秋ごろに実用化する可能性がある。接種は高齢者や持病のある人など重症化リスクの高い人を対象にするという。
関連記事:舛添前知事、感染爆発で政府と尾身会長に憤り 「無能な政府」「御用専門家」
■「対応が遅い」と指摘
舛添氏は、「厚労省は、高齢者や基礎疾患のある人に対し、秋に5回目のワクチン接種を検討しているという。オミクロン株対応のワクチンを使う」と切り出す。
舛添氏自身は4回目の接種を終えており、「できればこの変異株対応のワクチンを接種してほしかった」とつづり、「ファイザーは既に販売中だったので入手は可能だったはずだ。対応が遅い」と指摘している。