死んだメスバエと交尾を促す「ゾンビ菌」 死後時間がたつほどオスには魅力的に…
メスの行動を操り、死んだ後もオスをおびき寄せる恐るべき真菌。オスは死体と交尾し次の宿主に…。
■死後時間がたつほど魅力的に…
大学の調査によると、死んだメスは時間がたてばたつほど「魅力的」になることが示されている。腐敗している時間が長いほど、オスのハエを強く誘引するというのだ。
この研究では、オスのハエの15%が死後3~8時間経過したメスと交尾。死後25~30時間経過したメスと交尾したオスは、73%にもなったという。
関連記事:加護亜依が1週間前まで知らなかったことにスタジオ衝撃 「トラがメスで…」
■ハエ避けの研究につながる可能性
ハエの体を乗っ取り、自らの活動範囲を広げるために死後すらも利用するこの真菌は、研究者たちからは「ゾンビ菌」とも呼ばれている。
ハエ相手とはいえ思わず背筋がゾッとするような研究だが、研究者によると、将来的にはより効果的なハエの忌避剤の開発につながる可能性があるそうだ。
・合わせて読みたい→横浜の人気寿司店がまさかの「親子丼」発売 使用する食材がスゴい
(文/Sirabee 編集部・びやじま)