科学者が猫を「侵略的外来種」とみなし物議 愛猫家からは抗議の声も…
猫の手にかかる鳥は年間1億羽以上? 侵略的外来種の条件を「100%満たしている」と科学者が主張。
■猫の手にかかる鳥の数は…
一方でソラーツ氏は、猫が狩りによって殺す鳥や哺乳類の数を考えると、猫は生物多様性に有害な影響を与えるという認識を共有するべきであると反論している。
そして、ポーランドでは猫が毎年約1億4,000万羽の鳥を殺しているとして、侵略的外来種リストに加えるための条件を「100%満たしている」と述べた。
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■これまでにない反発
研究所は声明で、侵略的外来種のリスト入りはEUのガイドラインに沿っていると主張。「動物に対するいかなる残虐行為にも反対している」と強調した。
ソラーツ氏によると、リストにはすでに1,786種もの生物が登録されているが、これほどまでに強い反発を受けたのは今回が初めてだという。また「私は犬を飼っていますが、猫に対して特別な感情はありません」とも付け加えた。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)