車いすテニスの国枝慎吾・齋田悟司選手が『オールドルーキー』出演 有明コロシアムで撮影も
本物のアスリートが出演して話題のTBS日曜劇場ドラマ『オールドルーキー』。第7話ではパラスポーツがテーマに。
綾野剛主演で毎週日曜夜9時から放送されている日曜劇場『オールドルーキー』(TBS系)。
14日の第7話には、2024年パリパラリンピック日本代表候補の車いすテニス選手・吉木修二役に福山翔大、車いすの謎の少女・近藤桜役に池端杏慈、その母・百合子役に野波麻帆、吉木が全幅の信頼を寄せる“メカニック”担当・矢部浩一郎役に津田健次郎らがすでに発表されている。
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■国枝慎吾選手が出演
このたび、車いすテニスを題材とした第7話を彩る豪華アスリートゲストとして、プロ車いすテニス選手・国枝慎吾の出演が決定した。
国枝は今年7月に行われたウィンブルドン選手権の車いすテニス男子シングルスで初優勝。全豪・全仏・全米・全英(ウィンブルドン)の4大大会すべてで優勝を果たすという生涯グランドスラムを達成する偉業を成し遂げた。
さらに東京2020パラリンピックをはじめパラリンピックで3個の金メダルを獲得しており、車いすテニス男子初の“ゴールデンスラマー”に。そんな現役選手にしてレジェンドの国枝が今作に出演を果たす。どんな役柄で登場するのか、注目だ。
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■齋田選手、中澤監督らも
国枝の他にも、吉木の対戦相手役として日本車いすテニス界のパイオニア・齋田悟司、吉木のコーチ・岡慎二役に、車いすテニスのパラリンピック日本代表の監督として長年チームを率いてきた中澤吉裕が出演。
また、吉木を演じる福山の車いすテニス指導を、日本の次世代の車いすテニス競技を担う現役選手の餌取陽太が務めた。
吉木の対戦相手役を演じる齋田は、1996年のアトランタ大会から6大会連続でパラリンピックに出場し、2004年のアテネ大会では国枝とペアを組み男子ダブルスで金メダル、そして2008年の北京大会と2016年のリオデジャネイロ大会では同種目で銅メダルを獲得した実力の持ち主。
50歳にしていまだ現役で日本の車いすテニス界のパイオニアであり、国枝と同じくレジェンドと讃えられる存在だ。