台湾の香港化を本格化させる習近平国家主席 今後の動向が懸念される
今の香港に自由や民主主義は存在しない 習近平国家主席は自由や民主主義が残る台湾へ侵攻して台湾の香港化を目指そうとしている。
■台湾の香港化が本格的に
今日、香港市民が感じているのは抵抗しても無駄だという諦めや疲労感だろう。香港が昔の香港に戻る可能性はゼロに近い。そして、習近平国家主席が次に目指すのが台湾の香港化だ。
長年、中国は対外的拡張を進めてきたが、ウイグルやチベット、そして香港と次々にその餌食となってきた。今日、台湾はこれまでになくそれに抵抗する姿勢を示しているが、大国として自信をつける中国が引き下がることは絶対にない。
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■台湾を制圧した暁には…
台湾の独立措置には武力行使の可能性も示唆している中国は、今後もサイバー攻撃や経済制裁、軍事的威嚇などあらゆる手段で台湾にプレッシャーを掛けてくる。台湾を制圧した暁には、台湾軍を中国軍に組み入れ、対米国で軍事的圧力を強めていくことだろう。
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(取材・文/Sirabee 編集部・セレソン 田中)