デヴィ夫人、安倍元首相は「自民党葬にすべき」と苦言 「長期政権というだけ」
反対の声が大きい中で開催されようとしている安倍元首相の国葬について、元インドネシア大統領夫人のデヴィ夫人は…。
元インドネシア大統領夫人でタレントのデヴィ夫人が、16日に自身公式ブログを更新。27日に迫った安倍晋三元首相の国葬に「自民党葬とするべき」と反対した。
■「長期政権というだけでどんな功績が」
「国葬の是非について」というタイトルでブログを更新した夫人は、「私はどう考えても自民党葬とするべきではないかと思っております」と自身の見解を表明。
理由については、「国葬は天皇陛下のご崩御や、吉田茂首相のように戦後の日本を救った方なら納得ですが、長期政権というだけでどんな功績があったというのでしょうか」と“功績”への疑問を挙げる。
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■大好きな首相である一方で…
一方、個人的な評価については「私は安倍元首相が大好きです」「私が理想とする政治理念を次々と表明し、とても頼もしく立派に見えました」としており、あくまで国葬に値しないとの立場の模様。
「最初に首相を辞任した時と同様に、今回も首相になる前に掲げた公約を何一つ成し遂げないまま、任期満了目前に病気を理由に辞任しました」「何を成し遂げただろうか」と続け、在任中の功績を重ねて疑問視した。