『サメのかぞく』聞かされ続けた受刑者が死亡 刑務所のやり方は「拷問」と非難
子供向け楽曲『サメのかぞく』はなぜ嫌がらせに使用される? 刑務官の非道を訴えた受刑者が死体で発見された。
■なぜ「拷問」に使われる?
『サメのかぞく』はサメのお父さんやお母さん、赤ちゃんなどについて歌った幼児向けのポップソングで、YouTubeで110億回以上再生されている人気の楽曲だ。
しかし、高すぎる知名度が災いしたのか、この曲を他人への嫌がらせ目的で使用する人物や団体は後を絶たない。過去には刑務所内で受刑者を相手に延々とこの曲を聞かせたり、国会前に居座り抗議をするデモ隊に向けて爆音で再生されている。
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■裁判は今も進行中
囚人たちに曲を聞かせていた刑務官は解雇され、副所長はすでに引退している。しかしバスコの弁護士が「拷問事件」と表現するこの事件の裁判は、いまだに進行中だ。
現時点ではバスコがどのように死亡したか詳しい原因は明らかではなく、州の主任検死官が死因特定のために調査を行っているという。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)