都内の電線上に出現した2体の生物、その正体に目を疑う 「東京怖い…」の声も
言わずと知れた大都会・東京の街中で信じられない光景に遭遇。器用に電線を渡っている生き物の正体は…。
■動画では見えなかった「新事実」に驚き
東京都怖い… pic.twitter.com/ldYmpor0Lv
— 💉なむるる♨😺💉💉 (@namururu) August 22, 2022
なむるるさんが件の光景に遭遇したのは東京・赤羽で、時刻は22時ごろだったという。
当初は「猫がいる? よく見たらタヌキか?」と混乱したことを明かしているなむるるさんは、「なかなか大きいハクビシンが4匹ほど、電線の上を行ったり来たりしていました」とも振り返る。確かに動画の最後をよく見ると、2匹の後ろから別のハクビシンが駆け出している様子が確認できたが、4匹もいたとは…。
ハクビシンらは全く臆する様子がなかったようで、「発見時は少し驚きましたが、器用に電線を伝い、あちこちに移動していて凄いなとも思いました」というコメントが得られたのが印象的であった。
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■以前は駅の「エスカレーター」で…
なお、東京都北区ではハクビシンをはじめとする野生動物の対策にかなり力を入れているようで、公式サイト上でもハクビシンやアライグマに対する有益な情報を多数公開。
区内におけるそれぞれの「捕獲実績」をも公開しており、昨年(2021年)は計20匹、それ以前の3年も平均して毎年15匹前後のハクビシンが捕獲されていることが判明したのだ。
なお、今年の6月末には東京渋谷区「明治神宮前駅」構内のエスカレーターに翻弄されるハクビシンの様子が話題になったばかり。その際、渋谷区役所 健康推進部 生活衛生課に話を聞いたところ、昨年は約80件、それ以前の2年も約60件、ハクビシンに関する相談(情報提供)が寄せられていたという。
恐らく北区も「捕獲実績」以上にそうした相談が寄せられていたと考えられるが、こちらの質問に対し、東京都北区 生活環境部 環境課 自然環境みどり係の回答は「当区としてお伝えできる情報は、ホームページに記載されている内容やデータまでとなります」というものであった。
そのため、単純に渋谷区と北区での数値の比較はできないが、都内在住の人々にとって「野生動物との遭遇」は決して他人事でないことを心に刻んでおきたい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)