『ちむどんどん』最終回目前 「比嘉4兄妹」のテレビでは流れない”秘話”
『ちむどんどん』がいよいよフィナーレを迎える。比嘉兄妹には知られざる一面があって…。
■実生活でも「妹」の上白石萌歌
末っ子で幼いころから歌をこよなく愛するひたむきな歌子役を演じるのは、上白石萌歌。私生活でも同じく女優として活躍する上白石萌音を姉に持つ。
前出の制作会社関係者は、「姉妹仲」についてこう語る。「2人暮らしなので、ドラマの現場でおいしいお菓子をもらったら家に持ち買って一緒に食べるそうです。お互いに出演したドラマや映画はチェックし合って、作品の感想や気になった箇所も指摘しているといいます。今回、萌歌さんが朝ドラに出演するとあって、21年の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で一足先に現場を経験したお姉さんからアドバイスをもらったようです」(前出・制作会社関係者)。
ある時は友達、またある時は良きライバルとしてお互いに成長し合える関係なのだろう。
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■黒島結菜の高校時代
ヒロインの暢子役を演じるのは黒島結菜。沖縄県出身の彼女は、地元の高校に通いながら芸能活動をしていた。
芸能界入り後も沖縄のケーキ店「Jimmy’s 糸満店」でアルバイトをしていたという。当時、同店で店長をしていた玉木直美さんは黒島の仕事ぶりを絶賛する。
「高校2年生から3年生の途中まで働いていました。アルバイトを始めたのも親に負担をかけたくなかったからだそうです。自分のことは自分でするという意識を持っていて、しっかりしていました。仕事はレジや接客が中心でしたが、すごく覚えが早かった印象です」(玉木さん)。
芸能活動、アルバイトと多忙だったが、勉強も手を抜くことはなかった。黒島と同じ高校に通っていた友人女性が語る。「勉強熱心で成績もよかったです。勉強だけでなく、運動もできました。小学校の頃に駅伝をやっていたので持久走やマラソンが得意でしたが、球技経験もあり、スポーツは全般的に得意でしたよ」(友人女性)。
勉強もスポーツも万能、それでいてテレビに出ているとなれば、異性も放っておかなかったようで…。「すごくモテてましたね。結菜が誕生日の日に学校に行くと、男の子たちがお菓子を持ってきてプレゼントされていましたから(笑)」(前出・友人女性)。
役柄とそっくりな人もいれば、対照的な人もいる比嘉兄妹。明日の最終回では、それぞれどんな未来が待っているのだろうか──。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)