新しくなった天下一品のカップ麺 食べて気付いた「大幅な進化」に驚き…
天下一品のカップラーメンがさらなる進化!? 実際に食べてみた。
サンヨー食品は、天下一品のカップ麺「名店の味 天下一品 京都濃厚鶏白湯」(378円)をリニューアル発売。昨年、話題を呼んだ同商品がどれほど進化したのか、実際に購入してみた。
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■「史上最高のこってりへ」
前回の商品は、味の雰囲気はたしかに「こってり」だったが、「天一」の肝である“ドロっと感”がなく、あの強烈な旨味もイマイチ感じられなかった正直な感想。「なかなか天一だった!」「まぁ雰囲気は出てた」との声もあがり、味もおいしいものの、結論としては「天一イズムを感じる、まったく別物のラーメン」とレビューした。
ファンからもそのような声が多かったのか、リニューアルした今回は「史上最高のこってりへ」の文言が。前回が281円で、今回は378円。強気な値上げからもかなりの自信がうかがえる。
前回と大きく変わった点は、丸いチャーシューに変更されたことと、「先入れ粉末スープ」が追加されたこと。これにより「とろみのあるこってりとしたスープ」に仕上がっているようだ。
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■気になる味は…
完成直後の写真がこちら。こってりのあのドロドロ感はないが、気になる味は…
前回と同様、やはり濃い目の味付け。サンヨー食品の公式サイトには「濃厚なチキンのうまみに、ポークのうまみとにんにくのコク」とあるように、たしかに旨味はスゴい。「天一らしさ」もたしかに感じる。ただ、カップ麺であの旨味を再現するのは難しいのか、やはり別モノという印象は否めない。
前回、記者が驚いた麺のクオリティは高いまま。本家の天一と比較しなければ、カップ麺としてのレベルは高い。