ドンキ店頭にバスが激突、と思いきや… まさかのミステリー展開に突入してしまう
ドン・キホーテ店内で見かけた信じ難い光景が話題に。気になるその正体は…。
■ドンキ側がガチで調査した結果…
件のバスが目撃されたのは、愛知県名古屋市の「MEGAドン・キホーテ 名古屋本店」でのこと。
前述のツイート投稿主に現地の様子を尋ねた際は「レジを探してドンキ特有のカオスな店内をさまよっていたら、店員さんが『レジはバスの裏です』と教えてくださいました」というコメントも得られたので、こちらのバスは言わばランドマーク的な存在の模様。
そこでまずはストレートにバスの詳細について尋ねたところ、PPIHからは「現在、設置の経緯などを知る者がおらず、詳細不明となっています」「『家主さんから譲り受けた』『どこかから頂いてきた』など、様々な説がありますが、真実は謎のままです」という、意外すぎる回答が返ってきたのだ。
以前、同店改装の際には「撤去をしよう」という意見も上がり、店舗だけでなくPPIHからの注目も集まったのだが、「本社にも詳細を知る人間がいなかった」とのことで、商品でないことは判明したのだが、ここまで来るとミステリーの領域である。
なお同店のオープンは2008年3月1日からとなっており、PPIHは「オープン当初から設置されていたとのことです」とも補足していた。
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■どのように使用されてるかというと…
出自は不明だが、ドンキならではの「細けぇこたぁ良いんだよ」の大らかな精神で、現在も店舗に設置されているバスは、利用客の間でも「憩いの場」として人気を誇っているという。
同店舗での立ち位置について、PPIH担当者は「現在は新型コロナウイルス感染症対策として封鎖しているので、中には入れませんが」と前置きしつつ、「開放していた際には、お子さま連れのお客さまを中心に、休憩場所としてご利用頂いておりました」と説明。同バスの前にはベンチが設置されており、現在も休憩スポットとして機能しているのだ。
「MEGAドンキ」の名を冠するこちらの店舗は生鮮4品目(青果・精肉・鮮魚・総菜)を取り扱い、ファミリー層をメインターゲットとしているが、幅広い層のユーザーに愛されているのが特徴的。
令和の現代では独自の「ヤンチャ感」が薄れてしまったドンキ店舗と遭遇し、些か寂しい思いを味わう機会もあるのだが、記者のそんな思いを察したのか、担当者は「同店舗では昔ながらのドン・キホーテの良さを活かした売場作りを心掛けているので、ドン・キホーテ独特のジャングル感と、宝探しをするようなドキドキワクワクのお買い物を体験して頂けます」ともコメントしている。
前出の「世紀末すぎるブラ」や「100万円のエイリアン」を販売していたりと、名古屋周辺のドンキ店舗は他のエリアと比べ、よりぶっ飛んだアイデアで注目を集めることが多い。旅行で名古屋を訪れる際は、ぜひドンキに足を運んでみてほしい。
【店舗詳細】
「MEGAドン・キホーテ 名古屋本店」
愛知県名古屋市北区玄馬町234−1
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)