牛肉を食べるとうつ病になるリスクが軽減 44万人対象の研究で判明
心身ともに健康の秘訣は、正しい食生活を送ることだ。
■地中海式食事だけでなく牛肉も
地中海式食事は、肉製品や乳製品が少ない点で特徴的だが、今回の調査によって、牛肉は積極的に摂取したほうが良いということが判明したと言える。
研究チームによると、牛肉の摂取がうつ病のリスクを下げるという因果関係を報告したのは、この研究が最初だという。
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■あくまで健康的な食事を
また多くの研究で、肉を食べない食生活とメンタルヘルスの不調には相関関係があることが示されている。肉を食べる人のほうが、ビーガンやダイエットで肉を絶っている人よりも、うつや不安を訴えている人の割合が少ない。
とはいえ、今回分かったことはあくまで「牛肉を摂取するとうつ病のリスクが軽減される」ということだ。研究チームは、「牛肉を食べればうつ病が治る」わけではないことを強調している。
健康的な食事を中心に、時には豪華なビーフステーキや、高カロリーなビーフバーガーを楽しむのが良いかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)