秋葉原にある「世界最大級のアイドルカフェ」閉館 最終日は長蛇の列が…
秋葉原で人気を誇ったアイドルカフェ「AKIHABARAバックステージpass 」が閉館。最終日、多くのファンが店に集まった。
■最終日の様子は…
閉店日、ビル6Fにある同店を訪れると、ビルエントランスまで続く長蛇の入店待機列があった。
店内ではグランドフィナーレと銘打たれたライブのほか、過去登場し人気だった限定メニューが復活。記念ブロマイドの販売なども行われ、多くのファンが別れを告げに来ていた。
同店のアイドルキャストとして脚光を浴び、その後大食いタレントとしても広く知られるようになったアイドルユニット・エラバレシのもえのあずきも、9日に同店を訪問。「楽しくて帰りたくなくてプロデューサー様方の気持ちがわかった」「たくさん着たこのバクステ制服も今日返却しちゃうので、今後もう二度と着ることなさそう」とTwitterで寂しさをあらわにしていた。
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■所属アイドルは活動継続
AKIHABARAバックステージpass所属のアイドルキャストたちは「バクステ外神田一丁目(いっちょめ)」というアイドルグループを結成しているが、運営からは「解散はせず、活動は継続いたします。新たな企画・施策も計画しております」という嬉しい発表もあった。
秋葉原系アイドル通で人気コスプレイヤーの月宮まどかさんは、「店には彼女たちを見ようとアイドルファンで溢れていて、私も何時間か並んだことを覚えています! 行列を作るP(プロデューサー=お客様)に順番にアイドルがキャンディを配っていてメンバーは常に一生懸命。投票制度があるお店だったので、席に着いてるお客様ひとりひとりにアイドルが『このあとステージ見てください!』と強くアピールをしていたのが印象的でした」と語る。
「閉店は本当に残念ですが、一丁目の楽曲はかなり好きで未だに聞きますし思い出が強いです。つんく♂さん、志倉さんがこのあとどのような構想があるのか気になります!」と月宮さんは続ける。バクステはなくなっても、その意志をアイドルたちが引き継いでいく。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)