三日月と東京スカイツリーを収めたショットが話題 プロが話した撮影秘話とは
三日月とスカイツリーが重なる「奇跡の瞬間」を捉えた写真が話題に…。
■入念な下準備と望遠レンズの特性が生み出したショット
今回、快く取材を引き受けてくれたあゆさんに話を聞いた。
まず、撮影場所について聞くと「東京都内のビルから撮影したものです。また、 月の方位角と月の入りの時間を事前に確認して撮影しました」と、入念な下準備の末の撮影であることを語っている。
苦労した点に関しては「普段もよく月を撮影しているのですが、高い建物が沢山ある都内で月と何かを重ねて撮影するポイントを探すのは苦労します」とのことで、毎度ロケハンには頭を悩ませている様子だった。
こだわった部分を尋ねると「”前景に被写体(建物)があり、その後ろに大きな月がある”という様な一枚の写真を撮るにはカメラの望遠レンズの特性を全面的に活かして撮影する必要があります。今回は東京都内からスカイツリーを撮影したため、あまり望遠レンズで月とスカイツリーが重なる場所でズームしすぎてもスカイツリーの見せたい部分が見せれなくなってしまいます。ですので、ズームしすぎない様にした結果がこの写真でした」とのコメントが得られ、渾身の1枚にプロとしての技量が感じられた。
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■プロフォトグラファー入魂のスカイツリー写真
三日月と東京スカイツリーが重なった
日本の景色 pic.twitter.com/dX7a0PsGrm— あゆ (@auki999) September 25, 2022
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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)