オリックス勝利の日本シリーズ第4戦 里崎氏が絶賛したのは育成出身の…
オリックスが意地をみせた日本シリーズ第4戦。里崎氏は、宇田川投手のピッチングを絶賛した…。
元プロ野球選手で野球解説者の里崎智也氏は26日、自身のYouTubeチャンネル『Satozaki Channel』を更新。同日に行われた「SMBC日本シリーズ2022」第4戦について語った。
■宇田川投手の投球を絶賛
熱戦が続く、東京ヤクルトスワローズとオリックス・バファローズの日本シリーズ。2勝1分けと優位に進めていたヤクルトだが、この日は1対0でオリックスが執念の勝利をつかんだ。
先発マウンドに上った山岡泰輔投手の粘りや、これまでチャンスで打てなかった杉本裕太郎外野手のタイムリーヒットなど、多くの選手が活躍。里崎氏はその中でも、5回1死3塁のピンチで登板し、連続三振で抑えた宇田川優希投手を褒めた。
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■凡打でも1点のケースで登板
1点リードで迎えた5回、塩見泰隆外野手が3塁打を放ち、オリックスは1死3塁のピンチを迎える。ここで粘りの投球を見せていた山岡投手に代えて、宇田川投手を投入。この交代に対して里崎氏は、「中嶋イリュージョン。もう勝負駆け、トーナメントのようなね…」と中嶋聡監督の攻めた采配を絶讃した。
5回までの山岡投手は、三振を奪うというよりも打たせて取る投球だったため、内野ゴロや外野フライで1点を奪われる危険性があった。そこで高い奪三振率を誇る宇田川投手に代えることで、「今日は勝つぞ」という意思をチームに示したという。その想いに見事応え、得点を許さなかったのだ。