ハロウィン早朝、渋谷ドンキに「謎の鳥」が大量出現 その正体が最高すぎる…

ハロウィンの早朝、渋谷・道玄坂へ向かうと…。散乱したゴミの中に、ド派手な配色をした鳥が見受けられ…。

2022/11/01 04:45



■ドンキ付近にいたのは大量の「カラス」と…

渋谷ハロウィンにおける「流れ弾」的な風評被害を受けた施設の1つに、「MEGAドン・キホーテ 渋谷本店」が挙げられるだろう。

そもそもドン・キホーテは老若男女のニーズに応えた親しみやすさと、豊富な品揃えがウリ。ハロウィン当日は道玄坂付近という立地もあって大盛況を見せるのだが、中には「招かれざる客」と評したくなるような人物が見られるのもまた事実である。

それ故にハロウィン当日は「ドンキ周辺にヤバい奴らが集まっている」「ドンキ周辺が特に汚れている」といった具合に、風評被害としか言いようのない悪評の中に「ドンキ」が含まれてしまうのだ。

決してドンキが悪いのでなく、周辺を横行する人々のマナーが悪いだけなのに…と釈然としない思いで渋谷ドンキの前を通ると、そこにはゴミを漁る大量のカラスの姿が…。

渋谷ハロウィン

しかしよく見ると、そこにはカラスと異なるカラフルな、巨大な鳥類の姿も確認できたのだ。そう、大量の「ドンペン」である。


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■このドンペンたち、ガチすぎる…

渋谷ハロウィン

なんと、ドンキ周辺のエリアではクチバシを連想させる黄色いマスクをつけ、ドンキのマスコットキャラクター「ドンペン」に扮した、ドンキ運営会社「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス」(PPIH)の社員らが、朝の6時から街の清掃を実施していたことが判明。

渋谷ハロウィン

20人ものドンペンらが整列し、街のゴミ拾いに勤しむ光景は「圧巻」の一言であった。一糸乱れぬ行軍で進み、慣れた手つきでゴミを回収していくPPIH社員、完全にノリノリである。

渋谷ハロウィン

PPIHに詳しい話を聞くと、ハロウィン含む数日間のゴミ拾いはPPIH社員にとって「恒例行事」となっていたのだが、ドンペンコスチュームでの実施は、今回が初だという。

「来年以降も、このスタイルを定番にできればと思います」と笑顔で語りながらゴミを拾うPPIH社員の姿は、まさに渋谷の救世主であった。

渋谷ハロウィン

…と、ここで締めても綺麗に終わると思うのだが、あくまでPPIH社員が行なっているゴミ拾いは、本来「彼らがやるべきでない」「彼らがやる必要のない」行為であることを強調しておきたい。モラル無きハロウィン参加者の「しわ寄せ」が、多くの無関係な人物に向かっているのだ。

渋谷ハロウィン

いつになれば渋谷のハロウィンに「自分のゴミは自分で処分する」という文化が根付くのだろうか。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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