ハリウッド大通りで手作りの家に住むホームレス男性 「同じ境遇の人たちに勇気を」
市から提供された住居を拒否してホームレス生活を続ける男性が、廃材を使って大通りに「家」を建設。
■人々を勇気づけている?
Qさんの家は木製の簡素な作りでありながら、外壁には鉢植えやタペストリーが飾られている。また、室内で使用する電気のため、家の外には発電機も置かれているという。
彼は自らの生活について「私のような生き方は、同じような状況にある人々を勇気づけている気がします」「路上で生活しているからといって、すべてを手放さなければいけないわけでないことを伝えたいです」と語っている。
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■警察は対応できず
ロサンゼルス警察と市の行政はQさんの家について、歩道や私道の通行、または誰かのビジネスを妨げていない限り、この状況について何もできないと述べた。
また、同エリアのコーヒー店「City Vibes Coffee」のランス・ショーさんはメディアに対し、「彼は誰にも迷惑をかけていません。彼は、誰かを傷つけるためにそこにいるわけではないのです」とコメントしている。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)