木で造られたマゼランペンギン 材料は意外な所から収集していた
廃材を芸術作品に昇華させるアーティストが話題。木材の息吹を大切にして第2の人生を歩ませる手腕に迫る。
コロナ禍で大きな打撃を受けた旅行業界を救おうと政府が実施している「全国旅行支援」。この制度を利用して全国各地へ旅行を計画されている方もいるのではないだろうか。
旅行先には多くの観光施設があるが、その中でも水族館は大人気のスポット。各地の水族館では、色とりどりの魚や両生類などの展示、イルカショーなどで特色を出して競い合っている。
さて、水族館の人気者といえばペンギン。そのペンギンの人形が一風変わっており、ツイッターで人気だ。
【話題のツイート】廃棄するはずの木材で製作したマゼランペンギン像を見る
■廃材で製作したとは思えないマゼランペンギン
「私の作品は伸びしろしかないはず」とハッシュタグを付けた上で「マゼランペンギンです 全部建築現場や作家さんからの”廃材”で作りました」とツイートしたのはツイッターユーザーの廃材再生師:加治聖哉さん。その名の通り、加治さんは廃材再生師としてキャリアを重ねるクリエイター。
ツイートと同時に投稿された画像を見ると、木で作られたペンギンが写っており、木材の持つ温かい風合いを活かした優しい雰囲気を醸し出している。
また、加治さんの文にもある通り全ての木材に廃材を使用しており、昨今話題のSDGsについても考えてしまう作品だ。
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■「実物を見てみたい」と大好評
この投稿には「首のあたり、よしよししたい」や「お腹の白さと体の黒い具合がキュート」といった大好評のコメントが。
さらに「サイズ感はどれくらいなんでしょう こちらもいつか実物を見てみたいです」とペンギンの大きさを問うコメントに「水族館にいるサイズ感です」と、サイズがわかる画像とともに真摯に回答する加治さんの姿も印象的だった。