木で造られたマゼランペンギン 材料は意外な所から収集していた

廃材を芸術作品に昇華させるアーティストが話題。木材の息吹を大切にして第2の人生を歩ませる手腕に迫る。

2022/11/08 18:45



 

■“廃材再生師”として廃棄物に再び生きる道を授ける

今回、快く取材に応じてくれた加治さんに話を聞いた。

廃材再生師として活動して8年目となる加治さん。今回のペンギンについては「1週間程で制作しました」と語る。

続けて、こだわりについては「私の作品は基本着色せず、素材の色や形を活かして制作しています。ペンギンの黒と白は廃材本来の色で制作しました。また、サイズは実物大にこだわっていて、普段は近づけない動物やアレルギー等の問題がある生き物も大きさや雰囲気を感じてもらえるようにしています」と、動物本来の姿にこだわっている様子。

さらに全作品に込めるメッセージを聞いたところ「『役目を終え、死んでしまった”廃材”(もの)たちに、もう一度”生命”(いのち)を吹き込む』をコンセプトに制作しています。私は木の廃材をアート作品として使っていますが、皆さんの身近なものも廃棄以外の使い道があることを作品を通して今一度考えるきっかけにして、廃材の可能性を感じてほしいです」と、日頃何気なく捨てている物にも意外な価値があることを強くアピールしていた。


関連記事:『ホンマでっか!?』 25年間体形が変わらない冨永愛の驚きの食生活とは…

 

■リアルさも追求したペンギン像

・合わせて読みたい→ドンキの新形態「キラキラドンキ」で感動 500円で大満足の”神アイテム”をゲットした…

(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

動物アート芸術ペンギン木材加治聖哉廃材廃材再生師
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング