「おしっこ入りドリンク」を飲まされたサッカー選手　審判に抗議して退場処分に

サッカーの試合中に飲み物の中身を尿とすり替えられたとして、「気分が悪くなった」と訴えていたゴールキーパーの男性。審判に苦情を言ったことで退場処分を受け、激怒しているという。『Irish Times』『The Guardian』などの海外メディアが報じている。

 

■試合中に起きたハプニング

イギリス・チェシャー州のワーリントンタウンFCに所属しているトニー・トンプソン選手はその日、FAトロフィーのホーム戦で、ギーズリーFCを相手に0対1の敗北を喫した。

その後にツイッターで「今日の試合は最高だった」と皮肉まじりにコメントを投稿し、試合中に受けた屈辱的な体験を告白している。

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■飲み物に尿を入れられる

トンプソン選手はツイートで「誰かが私のボトルに小便をし、それを飲んでしまった」と、いつのまにか自分の飲み物に尿が入れられていたと主張している。

続けて「私は選手だからそれに反応することは許されないと言われました」と、審判への抗議が認められず、試合を退場処分になったことを嘆いていた。

同FCのマネージャーも「こんなことは許されるべきではありません」「尿の入ったボトルを捨てたために選手を退場させるなんて、恥ずべきことです」と怒りを表している。

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■対戦チームも犯人探しに協力

対戦相手のギーズリーFCはトンプソン選手に謝罪しており、ボトルをすり替えたファンを特定するための調査を開始。誰であろうと試合から永久に追放されるべきだと述べた。

また、ツイッターで「誰かがゴールエリアで尿入りのボトルを交換していたとされる映像が、SNSで広まっていることを認識しています」「この恥ずべき行為を非難します」とコメントした。

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■ファンの暴走が怖すぎる？

SNS上では「誰かの尿を飲まされても抗議しちゃいけないなんて馬鹿げている」「オフィシャルの判断は正常とは思えない」と厳しい声が相次ぐ。

また「過激なファンは想像もつかないことをする」「特定して逮捕するべきだ」「選手の身の回りの物には触れられないようにしないと」などのコメントも寄せられている。

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（文／Sirabee 編集部・びやじま）