ゲイバーママが語る「ガチで使われた流行語」TOP5

ゲイバーママが語る、2022年本当に流行った言葉とは?

2022/12/16 05:30


もうすぐ2022年も終わり。今年のユーキャン 新語・流行語大賞の年間大賞には日本選手シーズン最多の56本ホームランを放った村上宗隆選手を称えた「村神様」が選出されたが、ネット上では「あまり聞かなかった」という声もある。

では、2022年はいったいどのような言葉が本当に流行ったのだろうか? そこで、数多くの客と交流をする新宿二丁目の人気ゲイバー「Bar and」の奏吉ママに話を聞くと、ランキング形式で5つの流行した言葉を教えてくれた。



5位:シュプリームのジップロック

「VOGUE JAPANのYouTubeチャンネルで、工藤静香さんがエルメスの高級バッグから干し芋を取り出しただけで面白いんですが、干し芋を小分けで入れていたのがストリートブランド・シュプリームのジップロック。ハイセンスすぎる組み合わせは多くのゲイに話題になりました。うちの店でも普通のジップロックにシュプリームと書いてウケを狙ったりしましたね」


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4位:ジューシーさがある体

「元横綱・白鵬の間垣親方が、東前頭7枚目の高安の体を『ジューシーさがある』、『食べごろですね』と表現。食レポのようにポップな表現が話題を呼び、お互いの体をジューシーだと言い合ったりなど、体を褒め合うときによく使われました」


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3位:氷川きよし

「最近の氷川きよしさんのファッションは、綺麗でかっこいい女性が好きなゲイのアイドル的存在となっています。きーちゃん(氷川きよし)を嫌いなゲイは僕の周りで一人もいませんね。今年の紅白歌合戦で活動を休止するため、2022年はより多くの注目がきーちゃんに集まりました」


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2位:水球の荒井くん

「水球の荒井陸選手は、いつもインスタグラムの生放送(インスタライブ)で肉体美を披露し、ゲイにも多くのファンがいるスターです。ある時にハプニングが起きたのですが、そのシーンに多くのゲイが大喜び。イケメンなだけでなく、ファンサービスの良さもあり2022年はとくに荒井くんが注目された年でしたね」


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1位:けつあな確定

「野球の坂本勇人選手が女性にSNSで送った言葉『けつなあな確定』が週刊誌に報じられてから、ネット上で『けつあな確定』が大流行しましたが、ゲイのあいだでもけつあな確定は物凄く流行りました。マッチングアプリの通知が来たとたんに『あんたけつあな確定でしょ!』と茶化したり、遅刻した人に『お前けつあな確定な』と叱る時によく使いましたね。今でも使っている人はたくさんおり、定番の言葉になっていますよ」


■野球選手関連ワード1位は共通

奇しくも1位は野球選手繋がりという結果になったが、「けつあな確定」はゲイでない人たちのあいだでもかなり流行っている言葉。

さすがにけつあな確定を流行語大賞には選べなかったのだと思うが、実際に流行っている言葉は、奏吉ママが教えてくれたほうなのかもしれない。

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(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男

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