22年、”話題になりすぎた”朝ドラ『ちむどんどん』　比嘉4兄妹には意外な一面が…

2022年は、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』が”話題になりすぎた”1年だった。特に、ヒロイン・比嘉暢子を筆頭とした「比嘉4兄妹」の一挙手一投足に注目が集まった。

Sirabee編集部では、「比嘉4兄妹」にまつわるエピソードを多数紹介してきた。その中でも特に反響の大きかった「秘話」を振り返る──。

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■竜星涼の”コミュ力”

『ちむどんどん』は、沖縄県の北部・やんばる地方の村に生まれたヒロインが高校卒業後、東京に上京して沖縄料理に夢をかけて修行する物語。比嘉兄妹は個性豊かなキャラクターが揃っているが、特に長男・賢秀は作中きってのトラブルメーカーでSNSでもたびたび話題になった。

あるテレビ局関係者は、”クズ兄貴”を演じた竜星涼についてこう語る。「同じ事務所の先輩である天海祐希さんを尊敬しています。18年の天海さん主演の舞台『修羅天魔～髑髏城の七人Season極』で共演した際は喜んでいましたよ。その打ち上げが行なわれたのですが、天海さんは23時ぐらいに帰ろうとしたそうです。しかし、竜星さんは尊敬する先輩ともっと飲みたかったのか、『帰っちゃだめですよ～。次、行きましょう！』と引き止めたそうです。天海さんも後輩に誘われてうれしかったのか、ほかの若手の出演者と一緒にそのまま深夜まで飲んだといいます（笑）」（テレビ局関係者）。

大物女優の懐にも飛び込んでいける”コミュ力”の持ち主である…。

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■川口春奈の”差し入れ力”

しっかり者の長女・良子を演じたのは川口春奈。川口は演技力だけでなく、こんなところでも評価されていて…。

「ドラマや映画の現場での差し入れが好評です。出演者やスタッフの年齢層に合わせたものを持ってきてくれるんです。若手のキャストが多い現場では焼肉弁当やカツサンドなど肉系、女性が多いとバナナオムレットや彩り豊かなフルーツポンチなど甘い物、年配の人が多いところでは和菓子…といった具合ですね。プライベートで自分が懇意にしているお店に行く時も、手土産を持参するそうです。ドラマの現場での差し入れは他のタレントもやっていますが、プライベートでも手土産を持参するのはなかなかできることではありませんよ」（前出・テレビ局関係者）。

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■実生活でも「妹」な上白石萌歌

上白石萌歌は、末っ子で幼いころから歌をこよなく愛するひたむきな歌子役を演じた。私生活でも同じく女優として活躍する上白石萌音を姉に持つ。

ある制作会社関係者は、姉妹仲についてこう語る。「2人暮らしなので、ドラマの現場でおいしいお菓子をもらったら家に持ち買って一緒に食べるそうです。お互いに出演したドラマや映画をチェックし合って、作品の感想や気になった箇所も指摘しているといいます。今回、萌歌さんが朝ドラに出演するとあって、21年の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で一足先に現場を経験したお姉さんからアドバイスをもらったようです」（制作会社関係者）。

ある時は友達、またある時は良きライバルとしてお互いに成長し合える関係なのだろう。