ガストのコース料理、クリスマス「20代コスプレイヤー」誘うと絶賛してくれた

人気シェフ・鳥羽周作氏が手掛けたガスト初の本格コース料理。「大切な日」に女子を誘ってみると…。

2022/12/26 05:15


ガストにきてくれたコスプレイヤー

11月末に登場し話題を呼んでいるファミレス「ガスト」のスペシャルコース料理。クリスマス当日、これを体験したいと記者は「銀座でコースディナーはどうですか?」とダメ元で知人のコスプレイヤーを誘った。


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■鳥羽シェフの愛が込められたコース

ガスト・コース料理

今回登場したガスト初の本格コース料理「感動ハンバーグコース」。

鳥羽周作シェフ

東京・代々木上原の人気レストラン「sio」のオーナーシェフ・鳥羽周作氏とガストが共同開発した、前菜、スープ、メインディッシュ、デザートの4品で構成されたコースで、監修を務めた鳥羽シェフのアイデアがふんだんに込められている点が大きなポイントだ。しかもメインはみんな大好きハンバーグ。これで思いっきりライス(栃木県産コシヒカリ)が食べられる仕様だ。最高…!


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■クリスマス当日に予約無しで…

ガスト

時はクリスマス。クリスマスの外食ディナーといえば、やはりコース料理にあると記者個人は思っているが、人気料理店はどこも12月頭には予約で満席となっており、当日店を探している時点でほぼ敗北必至な状況だった。

しかしガストには今回のコース料理がある。イブの夜、東京・銀座にあるガストへ電話をすると席予約はできないものの、事前予約無しにコースが食べられるという。予約無しでこの時期にコース食えるなんて地獄に仏以外何者でもない…。


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■いぶかしがるAさん

ガスト

クリスマス、コース料理と条件は揃った。あとはメンバーということで、片っ端から知り合いに「銀座でコース料理ごちそうしますが空いてませんか」と空気の読めない連絡をしまくると、20代の人気コスプレイヤー・Aさんからレスが。「その日はクリスマス撮影会。終わった後食事していないので、いいですよ」と…仏がここにもいたのだ。

17時に銀座駅で待ち合わせをすると衣装を詰め込んだ旅行用カートと「槍」が入ったケースを持ったAさんが到着。流れを説明すると「ガスト? コースなんかあるんですか…」と一瞬いぶかしがったが、「撮影の後はだいたいカメラマンさんたちとファミレスで打ち上げなので、逆に落ち着きます(笑)」と期待を高まらせてくれた。その後ガストに到着すると待機列が出来ていたものの、15分ほど並んで無事入店と相成った。


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■絶品ハンバーグ

ガスト・コース料理

コースは1人税込1,869円とガチでリーズナブル。グラスワイン(税込274円)を注文し乾杯から入る。アテは前菜のシュリンプサラダだ。

続いてフライドオニオンの食感と香りが特徴のコーンポタージュスープを上品に飲む。…普段よりだいぶ上品に飲む。これ最高にウマい。

ガスト・コース料理

いよいよメインのトリュフ風味のポテトチーズクリームが入った「感動ハンバーグ」が運ばれてきた。

火傷レベルにアツアツで「間違いなくファミレスで食べたハンバーグでは一番。溢れ出す肉汁も最高だし、ちょっと和風の濃厚デミソースがマジうまいですね」とAさんはかなり満足している。「個人的に目玉焼きはいらなかったかもだけど、味が濃い目なのでワインにめちゃくちゃ合う」と、とても気に入った様子。良かった…!


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■自分でドリンク取りに行くスタイル

周りを見ると、買い物袋を持った60代と思われるご夫婦、お子さん連れの若い家族、大学生らしきカップルもこれを注文している。猫の顔がついた配膳ロボットもこの時期はサンタ仕様だ。ファミレス最大の魅力である気軽さ、そして肩肘張らないカジュアルな空間で楽しむコース料理が、妙に心地よかった。

ガスト・コース料理

最後にイチゴが乗ったグラスショートケーキを食べ、追加で注文したドリンクバー(329円)でホットコーヒーを各自持ってきてフィニッシュ。

コース料理なのに自分で飲み物取りに行くとはなんとも不思議な感じだが、これぞガストっぽくて良い。価格も2人で5,000円弱。財布にやさしく、想定の3倍くらいの満足度があった。

ガストにきてくれたコスプレイヤー

23日、ガスト公式Twitterは「クリスマスにガストへ…とは言いません! でも…どうしてもディナーに困ったら感動ハンバーグコースもありますよ」とだいぶ控えめなことをつぶやいていたが、「全然あり。クリスマス当日、色々店を探して誘ってくれただけで女子としては嬉しいですよ。料理も美味しかったし、知ってたら一人でも全然来ていた」とAさん。

その後、2軒目をそれとなく誘うと「私コミケの準備があるので」と徹底拒否し銀座の街に消えていったAさんだった。ちなみにこのスペシャルコースは来年1月18日までとなっている。

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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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