タモリ、神話の里・高千穂のイメージがロケ後に一変 「逆でしたね」
神話を信じていることから「豊かな所」「余裕がある」と思っていたタモリだったが…。
21日放送の『ブラタモリ』(NHK)で、宮崎県の高千穂を訪問したタモリ一行。今回、タモリが「神話の里」である高千穂に対するイメージを明かすも、ロケ後にはそのイメージが変わったことを明かした。
■神話の里・高千穂
今回、タモリ一行は「神話の里・高千穂はどうできた?」という謎に迫ることに。なお、古事記に書かれた神話の中で高千穂は「神々が降り立った天孫降臨の地」としてその名が登場する。
そんな高千穂は、古くから「稲穂の霊力に満ちた土地」として伝えられてきたが、かつての高千穂は稲作をすることが難しく豊かとは言えない土地だったそうだ。
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■神様にお祈りをするように…
その昔、豊かな水は存在するものの、農業に使うことができないというジレンマを抱えていたという高千穂。案内人によると、水が乏しく「何とかこの苦しい生活を抜け出したい」と思った高千穂の人々は、神様にお祈りをするようになっていったとのこと。
だが、江戸時代の後半に洪水や冷害によって全国で30万人もの餓死者を出した「天保の大飢饉」が、高千穂にも大きな影響を及ぼした。
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■集落に札所が完成
すると、高千穂中から集まった寄付金を使って有志5人は四国へと渡ると、その2年後に浅ヶ部という集落の中で「近隣住民がいつでも霊場を巡りをできるように」と、八十八の札所を完成させたとのこと。
天保の大飢饉というピンチを乗り越えるため、神様だけではなく仏様にも祈りを捧げたという高千穂の人々。番組終盤では、そんな高千穂を今回旅したタモリにアシスタントの野口葵衣アナウンサーは「高千穂のイメージは変わりましたか?」と尋ねる。
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■「余裕がある」と思っていたが…
これにタモリは「全然変わりましたね」と返すと「もともと豊かな所だろうと思ってた」「余裕があるから神話なんかを信じたりなんかしてると思ってたんで…」と話し、これまで高千穂に抱いていたイメージを明かす。
続けて「あれ信じれるのは生活に余裕があるからだよ!」「なけりゃあんなことはね、信じないよ」と思っていたことをぶっちゃけた上で、タモリは「逆でしたね」とコメントした。
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(文/Sirabee 編集部・綿 つゆ子)