新田真剣佑・眞栄田郷敦、W結婚発表の裏で… 関係者が語る「真逆の評価」に驚き
22日、同じ日に結婚を発表した新田真剣佑と眞栄田郷敦。そんな2人の業界内での評判は…。
22日、俳優の新田真剣佑と眞栄田郷敦が共に、一般女性と結婚したことを発表。この日は、2人の亡くなった父・千葉真一さんの誕生日だった。
ネット上では彼らのゴールインを祝う声があがっている。そんな2人の俳優としての評価は対照的で…。
【関連】新田真剣佑、田中みな実の食事マナーに衝撃 「骨も全部食べるんですか?」
■兄弟の仕事は…
真剣佑は千葉さんの長男で、子役などを経て2014年から日本で芸能活動をスタート。16年の映画『ちはやふる』や18年の『OVER DRIVE』、21年の『るろうに剣心 最終章 The Final』など、映画作品に多数出演。21年から海外を中心に活動している。
次男の郷敦は兄より遅れて19年の映画『小さな恋のうた』で俳優デビュー。20年のドラマ『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)や昨年10月クールの『エルピス─希望、あるいは災い─』(フジテレビ系)など、国内のドラマに多数出演し、注目されている。
関連記事:眞栄田郷敦のビバリーヒルズ生活はリアル『青春白書』 視聴者も「カッコよ」
■一つの役にのめり込む真剣佑
兄は映画、弟はドラマに軸を置いている印象だが、兄弟の俳優としての評価は異なる。ある映画会社関係者は、真剣佑についてこう語る。
「ストイックに一つの役柄にのめり込むタイプですね。18年の映画『OVER DRIVE』では世界ラリー選手権に挑む天才ドライバー役というアスリートを演じるため、撮影の合間も手すりにぶら下がったり、小道具で身体を鍛えていました。本物のアスリートのようなトレーニングにスタッフも驚いてましたよ」(映画会社関係者)。
ここ数年は、現場での姿勢に変化が見られたようで…。「監督にカメラの角度や些細な所作に関しても、真剣佑さんのほうから積極的に意見を提案していたそうです。単に指示通りにやるのではなく、自分がいい作品を作ろうという熱意を持っているのでしょう」(前出・映画会社関係者)。
俳優として着々とステップアップしていることが窺える。
関連記事:目黒蓮、関係者が語る”暗黒期” 「ジャニーズを辞めるか思い詰めて…」
■柔軟な演技が得意な郷敦
弟の郷敦は当初、「真剣佑の弟」と見られることも多かったが、最近は兄とは違った”武器”を評価されている。
「お兄さんのように役にのめり込むよりも、場の流れに合わせて柔軟に表情を切り替えるのが得意なタイプです。演じる役柄も幅広く、綾野剛さんや菅田将暉さんのように、クセの強いキャラクターを演じ分ける”カメレオン俳優”になれるのではないでしょうか」(テレビ局関係者)。
カメラが回っていないところではこんな姿を見せていて…。「雑誌やテレビの取材を受けた後、インタビュアーが帰ろうとするとわざわざ見送りに来てくれるそうです。『今日はありがとうございました』と深々と頭を下げるなど、礼儀正しいと評判なんですよ。売れてからも、『自分はまだまだ』という気持ちを持っているのかもしれませんね」(前出・テレビ局関係者)。
関連記事:道枝駿佑、映画『セカコイ』ヒットで注目 俳優業を支える「異色の経歴」
■兄弟の今後は…
それぞれ違った長所を持つ真剣佑と郷敦。今後、兄弟はどのように活動していくのだろうか。ある芸能事務所関係者はこう推察する。
「真剣佑さんは英語が堪能で、運動能力も高いので海外のアクション作品のオファーが増えると思います。郷敦さんは放送中のNHK大河ドラマ『どうする家康』に出演しています。大河でさらに認知度が高くなれば、国内のドラマで主演を務めることも増えるはず。ただ、郷敦さんも世界で活躍した千葉さんの姿を見ているので、海外進出も念頭にあるのではないでしょうか。いずれ、兄弟で海外作品で共演…という可能性もゼロではありませんよ」(芸能事務所関係者)。
いつか、息子達が世界的アクションスターの父を超える日が来るかもしれない。
・合わせて読みたい→道枝駿佑、映画『セカコイ』ヒットで注目 俳優業を支える「異色の経歴」
(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)