半数以上の人が“嫌なあだ名”をつけられていた やめてほしいと言い出せない人も…
いつまでも名字で呼ばれているのはよそよそしい気がするが、変なあだ名をつけられるのも困る…。
最初は名字で呼び合うものの、親しくなってくると下の名前やあだ名で呼び合うことは多いだろう。しかし中には、嫌なあだ名をつけられてしまい、困ったという人もいるのではないだろうか。
■嫌なあだ名をつけられたことがある
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,686名を対象に実施した調査では、全体で54.7%の人が「嫌なあだ名をつけられたことがある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は56.6%、女性は53.1%という結果になっている。
関連記事:蛙亭イワクラ、根に持っている“小学生の頃のあだ名”を告白 「最近も夢見る」
■色白で彫りが深い顔だから
編集部が話を聞いた40代の男性は、「色白で彫りが深い顔をしているので、ハーフだと思われることがあるのですが、あるときバイトの先輩に“ロシア人みたいだね”と言われて…」と語った。
そこから、なんとなく“ロシア”というあだ名で呼ばれるようになったそうで、あだ名で呼ばれるようになってから仲が深まった気がすると振り返った。ちなみに、呼ばれていたのはバイト先だけで、いまは彼のことをそのあだ名で呼ぶ人はいないという。
関連記事:蛙亭イワクラ、根に持っている“小学生の頃のあだ名”を告白 「最近も夢見る」
■体型をいじられて嫌な気持ちに
あだ名には嫌な思い出があるという40代の男性は、「小学生の頃、いつも短パンを履いていたのですが、ちょっと太めだったので太腿がハムのように見えたみたいで、“ボンレス”というあだ名をつけられました」と述べた。
体型を気にしていたこともあり、そのあだ名で呼ばれるのが嫌だったが、やめてくれと言い出せず、中学を卒業するまでずっと呼ばれ続けたそう。知り合いがほとんどいない高校に入り、あだ名から開放されたときにはホッとしたという。
関連記事:爆問・太田、有吉弘行への長年の不満漏らす 「愛情がないんだよ、俺に」
■あだ名呼びを禁止する小学校も
親しみを込めてつけられたあだ名なら、相手との距離を縮めたり、仲を深めたりするのに一役買ってくれるかもしれないが、本人が気にしている身体的な特徴を揶揄したり、面白半分でつけられたあだ名で傷ついたという人もいるようだ。
誰だって、嫌な名前で呼ばれるというのはいい気がしないものだろう。黙っているとエスカレートしていじめにつながるケースもあることから、あだ名で呼びあうのを禁止している小学校もあるという。あだ名は、つい面白おかしくつけてしまうこともあるが、呼ばれたほうがどう思っているのかにも気を配り、円満な人間関係を築いていくために上手く使っていきたいものだ。
・合わせて読みたい→爆問・太田、有吉弘行への長年の不満漏らす 「愛情がないんだよ、俺に」
(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女1,686名 (有効回答数)