実際に会ったことがある人は約4割 トラブルに遭わないように注意も必要
SNSで知り合った人と意気投合し、実際に会ったことがあるという人はどのくらいいるのだろうか。
いまや、生活から切り離せないツールとなったSNS。様々なコミュニティの人たちと交流をしているという人も多いだろう。中には、実際に会ったことがあるという人も…。
■SNSで知り合った人と会ったことがある
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,686名を対象に実施した調査では、全体で39.9%の人が「SNSで知り合った人と実際に会ったことがある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は36.1%、女性は43.3%という結果になっている。
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■10-20代は実際に会ったという人が多い
性年代別に見てみると、男女ともに最も「SNSで知り合った人と実際に会ったことがある」と回答した人が多かったのは10-20代で、男性が46.4%、女性が60.0%となっている。
30代以下の若い世代のほうが、実際に会ったことがあるという人の割合が多いという結果となった。
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■アーティストのファンのオフ会で
編集部が話を聞いた30代の女性は、「あるアーティストのファンで、いろんな情報が知りたくてSNSを始めたのですが、仲良く話すようになった友達とオフ会で会ったことがあります」と語った。
写真が趣味だという30代の男性は、「SNSでお互いの写真について感想を言い合っているうちに、一緒に撮りに行こうという話になって、5人で集まって登山しながら写真を撮りました」と語った。
両者ともに、実際に会ったあともSNSでのやり取りは続いており、その後も時々一緒に出掛けたりしながら楽しんでいるという。
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■初めて会う際には注意も必要
こうして、いろんな人と繋がって世界が広がり、楽しい出会いからの交流が続いているという人もいるようだ。しかし、SNS上では細かい素性を明かさない人も多く、自身のプロフィールを偽ることもできるため、プロフィール通りの人だと信じて会いに行きトラブルに巻き込まれたという話を耳にすることもある。
初めて会う際は2人きりではなく複数人で集まる、すぐに連絡先や個人情報を特定できるようなものを教えない、個室や相手のテリトリーを避けるなど、最悪の事態を想定した注意もしておいたほうがいいのかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女1,686名 (有効回答数)