他人を不幸は… 約4割の人が「ネット炎上」に抱いている感情に驚き
インターネットの環境は日々進歩しても、やっていることはあまり変わっていないのかもしれない。
ネット上で批判が集まることは炎上と呼ばれ、すっかりと定番の用語として定着しているといえるだろう。それだけネット上では、日々、炎上が繰り広げられているのかもしれない。
■約4割「炎上を楽しんでいる気が…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で37.0%が「ネット上での他人の炎上を楽しんでいる気がする」と回答した。
男女別で見ると、男性が46.4%、女性が26.8%となっていた。
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■40代男性に多い傾向
性年代別では、40代男性が6割を超えている。
ネット黎明期を支えた世代だが、炎上に対して耐性がある人も多いのかもしれない。
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■環境は変わってもやることは…
ネット歴が長い40代男性は、「昔は某掲示板を見て、ネットで盛り上がっている話を知ることが主流でしたね。自分は書き込みなどをほとんどせずに、読んでひっそり一人で楽しんでいるタイプで…。ただ標的になった人にとっては、たまったものではなかったでしょうね」と振り返る。
ネットの環境が大きく変わったが、「今ではツイッターなどのSNSから、炎上を知ることが多くなっています。ただツールは変わっても、『炎上した人をひたすら叩く』というパターンはまったく変わっていなくて…。楽しんでいる自分もいる一方で、社会問題になる理由もわかります」と続けた。
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■知り合いが炎上していて
知り合いが軽い炎上をしたという30代女性は、「迷惑行為を自慢したような内容をSNSに投稿していたので、その人が悪いのは事実だと思います。ただ普段は数件しか『いいね』がつかないアカウントなのに、その投稿はすぐに100件近くリツイートされていて…」と語る。
炎上の恐ろしさを痛感したようで、「最終的に、その人はアカウントを削除していました。やらかしが原因なので仕方がないことなのかもしれませんが、まったく関係のない人にまで叩かれていて…。私は炎上しないように、おとなしく生きていこうと思いました」とも話していた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
対象:10代~60代男女1,000名