約半数の人が今でも忘れられない 胸に深く刻まれた恩師の言葉とは
学生時代に胸を打った恩師の言葉がその後の人生を豊かにしてくれたという人も。
ときに厳しく、ときに優しく、教え子の成長を見守る教師たち。日々紡がれるその言葉の1つが心に響き、今でも忘れられないという人もいるようだ。
■今でも忘れられない先生の言葉
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,686名を対象に実施した調査では、全体で49.7%の人が「先生から言われた今でも忘れられない言葉がある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は43.7%、女性は55.2%という結果になっている。
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■漠然と過ごしていては飛び立てない
編集部が話を聞いた40代の男性は、「高校時代の担任が言った“想像力のない者は翼を持てない”という言葉が忘れられません」と述べた。
毎日漠然と学校に通っていた時期にこの言葉を聞き、このままでは自分は飛び立てないと、真剣に将来のことについて考えるきっかけとなったという。後に、元プロボクサーのモハメド・アリさんの言葉の引用だと知ったそうだ。
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■読んだ本の数だけ人生を経験できる
中学時代の国語教師の影響で本が好きになったという30代の女性は、「“1人の人間が経験できる人生は1つだけど、本を10冊読めば10通りの人生が経験できる”と言われたのをきっかけに、本を読むようになりました」と語った。
学生時代には図書室に通い詰めてたくさんの本を読み、いまだに空き時間があれば本屋で新作を物色し、読書を楽しんでいるという。
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■大切な言葉が人生を豊かにすることも
同じ言葉を耳にしても、人によって、または、タイミングによって、受け取り方は変わってくるだろう。もしかしたら先生にとっては数ある教えの中の何気ない一言だったかもしれない。
しかし、その言葉を大切に受け止めることで、その後の人生が豊かになったという人もいるようだ。学生時代の思い出を振り返ってみると、そこに思わぬ気づきがあったりするのかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女1,686名 (有効回答数)