ビートたけし、『TVタックル』で連続強盗事件に憤り 「目先の金ばっかり…」
日本で発生する連続強盗団にビートたけしが憤慨。
12日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、ビートたけしが日本で続発する連続強盗事件を嘆いた。
■連続強盗事件たけしが嘆き
現在日本で発生している連続強盗事件を取り上げたこの日の放送。番組によると高額な報酬を謳い募集をかけ、違法な行動をさせる「闇バイト」が温床になっているのだという。
たけしは連続強盗事件に「いやあ。ここんところのニュースを聞くと、なんてバカかなんだろうと思いますけどね。目先の金ばっかりほしがって」と嘆いた。
関連記事:松本人志、EXIT兼近にエール「頑張ってほしいなー」 ファンの共感殺到
■憤りをあらわに
さらにたけしは「闇バイトをやるのに身分証明書とか免許証を出して、それで脅かされるのが怖いから強盗をやるってなんだよ。強盗のほうが全然怖いじゃねえか」と憤る。
元埼玉県警捜査一課の佐々木成三氏が連続強盗団の手口について説明すると「基本的にあいつらバカだから、必ずレンタカー乗ったり、店の中に監視カメラがあって、顔がまるっきり映っていて。ハナっからわかるんだよ」と語った。
関連記事:ビートたけし、老後の生活プランを明かす 「全部売っぱらって…」
■闇バイトは「ずっと使われる」
佐々木氏が「指示役がいる」などと解説すると「指示役になんで盗んだ金をあげるのかな。俺だったら2,000万円を盗んだら、それを持って逃げるけど」とたけし。
すると河西邦剛弁護士が「個人情報を握られているんですよ。個人情報をテレグラムで指示役に送るんですよ。今、送るのって身分証明書を持っている自撮り写真なんですよ」と説明する。
そして同弁護士は「闇バイトに待っている未来って、初めは報酬をもらえるかもしれませんけれども、途中からもらえなくなってきて、『辞めたい』と言っても、『辞めるんだったら個人情報を全部ネットにばらまくぞ』とか、結局最後捕まるまで、安月給でずっと使われるんです」と警鐘を鳴らした。
関連記事:ビートたけし、老後を楽しむために“やるべきこと”を提言 「会社をサボって…」
■日本の治安は…
たけしが憤りを覚えている様子だった連続強盗事件。番組出演者も、日本の治安悪化を嘆いている様子だった。
Sirabee編集部が全国10〜60代の男女1,798名を対象に「日本の治安」について聞いた調査では、各世代で5~7割が「治安がいいと思う」と回答。
一般的に強盗や詐欺のターゲットになりやすいとされる60代以上は男性77.9%、女性76.5%とかなり高い割合となった。
たけしの嘆きに、共感した視聴者も多かったようだ。
・合わせて読みたい→ビートたけし、老後を楽しむために“やるべきこと”を提言 「会社をサボって…」
(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の男女1,798名(有効回答数)