ビートたけし、免許返納と自動運転車に独自見解 「つまらない…」
自動運転車や高齢ドライバーの免許返納についてビートたけしが持論を展開。
26日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、ビートたけしが高齢ドライバーの免許返納や自動運転車について持論を展開した。
■茨城県境町の自動運転バスを紹介
運転免許返納が進まず、高齢ドライバーの危険運転が社会問題化するなか、茨城県境町の自動運転バスを取り上げる。
現状法律に則りオペレーターが1人乗車しているが、基本的にAIが判断して運転しているのだという。運賃は無料で、街の人々にとって欠かせない存在になっているそう。
また番組によると自動運転バスを導入した翌年に75歳以上の免許返納数が増加したとのこと。一方でバスが20キロと遅いため、交通渋滞が発生するという課題もあると紹介された。
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■たけしは「つまらない」
たけしは自動運転車について「パドリングをしたいとか、ハンドルをこうしたいとか、それがなくなった車に乗る理由なんか全然ないよ。つまらないと思うけどなあ」とコメント。
するとパトリック・ハーランが「たけしさんみたいに運転できる能力を持っている方は、永遠に乗っていていいと思う」と指摘する。
そしてアメリカでは一定期間で適性検査が実施されているとしたうえで「適性試験を突破すれば運転するほうがボケ防止になりますし、車社会においては交流の手段として1番大事なんです。適性さえあれば」と持論を展開した。
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■適性検査を受検
高齢者の免許返納に関連してたけしは「こないだおれ、免許の書き換えのとき、教習所に行って適性検査を受けた」とポツリ。阿川佐和子が「返納しなかったんですね?」とツッコミを入れると、「返納しない」と明かす。
そして「情けないだろうなあ、フェラリーの自動運転。ランボルギーニとかブオンブオンっていって(ジっとしている)」とコメントしていた。
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■一律年齢の免許返納には異論も
出演者が否定的な見解を示した高齢ドライバーの免許返納。たけしは以前の『TVタックル』でも「年齢で決めるのは良くないんじゃないか」と一律年齢での免許返納論に否定的な見解を示している。
Sirabee編集部が全国の10~60代の男女3,140名に実施した調査では、56.5%が「高齢者は一定年齢で免許を返納するべきだ」と回答。肯定派が半数を超えるものの、反対派も少なくない。
たけしの持論にさまざまな意見が上がっていた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の男女3,140名 (有効回答数)