すき家の正式名、意外すぎる誤字に目を疑う 「あの1文字」で油断すると…
すき家といえば、誰もが知っている大人気牛丼チェーン。しかし日本人の数パーセントが、名前を「すき屋」と勘違いしており…。
初めて耳にする熟語に遭遇した際、多くの日本人は無意識に「前後の会話の流れ」や「読み方」をヒントに、頭の中で漢字を組み合わせることだろう。
しかし中には、異なる漢字にも関わらず読み方が同じ、それでいて意味は似ているようで微妙に異なる…という厄介な文字も存在するのだ。
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■その他牛丼チェーンと「共通点」あるが…
今回注目したいのは、人気牛丼チェーン・すき家の読み方に関する調査結果である。
奇しくも、他の人気牛丼チェーンも「吉野家」「松屋」といった具合に「〜や」と読む共通点を持っているが、すき家と吉野家は「家」、松屋は「屋」の漢字を使用している点に注意したい。
前回、吉野家に関する意識調査を実施した際も、ごくごく少数派が「吉野屋」と誤解していたと判明。記者も記事作成時に「吉野家」と「吉野屋」を交互に打ち込んでいたため、途中からどちらが正しいのか自信がなくなってしまった…。
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■「すき屋」と誤答した割合は…
そこで今回も、全国の10〜60代の男女1,000名を対象として「すき家」の漢字表記に関する意識調査を実施。
調査の結果、全体の96.4%が「すき家」と回答したことが明らかに。松屋と混同していたと思われる「すき屋」の回答率はわずか3.6%で、改めてすき家の認知度の高さが実感できた思いだ。
なお、性別ごとの回答結果を見ると、男性の「すき家」回答率は94.8%であったのに対し、女性はそれを上回る97.9%と判明。「牛丼=男性に人気」という固定概念があったが、令和の現代では古い考えなのかもしれない。
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■「すき家の由来」に思わず納得
ちなみに「すき家」の名前の由来について、すき家公式サイトでは「(由来の)1つは『すき焼き』からです。すき焼きは明治時代、横浜で食されるようになった牛鍋が元祖だと言われています。牛丼は基本的にはこの牛鍋(すき焼き)風に味付けしたメニューであり、また私たちも同じく横浜を創業の地としていますので、『すき焼き』をヒントに「すき家」と名付けました」「もう1つは『好き家』、皆様に好きになって頂きたいという願いを込めています」と、説明している。
なお、今回の調査結果を受け、すき家を運営するゼンショーホールディングスは「1,000人中964人もの方にすき家の名前を正しくご認識頂き、非常に嬉しく思っています」と喜びのコメントを発していた。
広報担当者はさらに、「すき家はバリエーション豊富なトッピング牛丼やカレー、定食、お子様メニューなど、老若男女問わずお楽しみ頂ける多彩なメニューをご用意しています。また、ご家族でゆったりとお食事ができるテーブル席を設けているため、幅広い年齢層のお客様に名前をご認識頂けたと思っています」と、今回の回答結果を分析している。
最後に「これからも皆様から『好き』と言っていただけるような、愛されるお店作りを行なっていきます」と、今後の展望についても語ってくれたのだ。
なんでアイドルの真ん中で
俺は牛丼食ってんねん pic.twitter.com/875OFVl9E5
— マナリス@すき家1267日目 (@manarisu9475) March 15, 2023
1200日以上すき家を食べ続ける伝説のツイッターユーザー「マナリス」さんを筆頭に、多くの人々に愛されているすき家。今後も新たなファンを獲得し続けていくことだろう。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)