侍ジャパンのメキシコ戦、高橋慶彦氏が試合展開を予想 「戦術らしい戦術は…」
メキシコとの準決勝を控えた侍ジャパン。野球解説者の高橋慶彦氏は、「攻撃の戦術って全く見ない」「そういう面では大雑把なのかな」などと両チームを分析する。
広島東洋カープなどでプレーし、セパの球団でコーチ経験も持つ高橋慶彦氏が19日、自身のYouTubeチャンネルへ動画を投稿。
21日朝に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝・日本対メキシコ戦について、戦術面などから試合展開を予想した。
■実力は互角と指摘
メキシコ代表にはメジャーリーガーが21人もいるが、高橋氏は動画冒頭「いや変わらん」「日本もメジャーリーガーと一緒」と実力差は互角だと指摘する。
戦い方に関しては「ピッチャーに頑張ってもらわないと」として、栗山英樹監督の継投に期待。メキシコ側に関しては、「戦術らしい戦術採ってないんだよね」と分析した。
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■どのチームも戦術に欠ける?
一方、日本にも戦術が見られないとして、「打って投げて、もうそれしかないんだよな」とシンプルにコメント。
「戦術らしい戦術は、こないだの大谷(翔平)くんのバントだけやろ」「攻撃の戦術って全く見ない」とも続け、「そういう面では大雑把なのかな」など、大味の展開を予想した。
その後には、準決勝の鍵になる選手として、打率4割に10打点と絶好調の吉田正尚選手を口に。「吉田くんはいい仕事してるね」と期待し、同じく打撃好調の大谷選手にも「大谷くんは鬼やね。あんな可愛い顔してるのに」などと笑みを見せた。
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■キーマンに触れるも「録画して見よう」
こうして準決勝について語っていった高橋氏だが、その後には「メキシコが攻撃中は見ないんだ」「録画して見ようと思ってる(笑)」「ドキドキして嫌なんよ。小心者やけん」との発言も。
一連の分析に、コメント欄には「ドキドキするのはみんな一緒ですよ」「仰るように采配的に初めて細かい支持が飛ぶかもしれませんね」「投手のカードの切り合いになると思います」といった声が寄せられている。当日は、一体どんな試合展開になるのだろうか。