AOKI、パジャマスーツが進化していた 「新需要」への対応が最高すぎる…
見た目スーツ、着心地パジャマ──。AOKIのパジャマスーツに変化が。「新需要」に対応した商品も発売していて…。
「見た目スーツ、着心地パジャマ」──。スーツとパジャマの両方の良さを兼ね備えたことで大人気のAOKIのパジャマスーツ。
発売から2年半経過したいま、同商品に”異変”が起きていて…。
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■コロナ禍で大人気に
コロナを機に世の中は一変した。従来のスーツを着て会社に行くスタイルから、在宅勤務やリモート会議が増え、自宅で仕事をするようになった人も多い。
AOKIのパジャマスーツはそんな新しい生活スタイルが浸透した2020年11月に爆誕した。スーツのようなフォーマルな見た目でありながら、ゆったりとしたパジャマのような着心地に魅了される人が続出。
その後も様々なモデルが発売され、シリーズ販売着数15万着を突破するほど大人気となっている。
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■発売から2年半で変化が…
記者も発売当初からパジャマスーツを仕事着として着用しているのだが、着心地は抜群。布団に寝転んでもしわにならず、外出する際に着てもおかしくない。
発売から2年半経って種類が増えたが、よく見ると変化に気付く。発売当初はジャケットに襟がないタイプが多かったが、最近は襟が付いたものや柄の入ったタイプが増えている。
見た目は、より普通のスーツに近い…というよりほとんど区別が付かない。それでいて、身に付けた時のゆったりした感覚は顕在。この数年で”進化”を遂げているのだ。
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■新しいタイプが増えた背景
なぜ、新しいタイプが増えているのだろうか。AOKIに問い合わせたところ、「昨今の出社回帰に伴い、仕事でもパジャマスーツ®を着用されるお客様が増えております。パジャマスーツ®をぜひビジネスシーンでもご着用いただきたいと考え、襟付のラインナップを増やしました。実際にパジャマスーツをご体感いただいたお客様から『襟付なら仕事での着用も全く問題ない』というお声をいただくほどです。また、その着用シーンの広さや着やすさから複数着購入、リピート購入される方もいらっしゃるなど、大変ご好評いただいております」(AOKI広報室)という回答を寄せてくれた。
ここ1~2年で完全な在宅勤務から週2回出社するなど、対面で仕事をする機会が増えた人もいることだろう。業界によって多少異なるものの、コロナを機に必ずしもスーツを着る必要がなくなったところもある。
取引先と顔を合わせるからあまりカジュアルな服は着られないけど、適度にゆったりした服は着たい──。最近のパジャマスーツは、そんな需要に応えていると言える。
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■あらゆる場面に対応した新作
この春には新しいモデルが発売されるが、より出社して仕事することを想定したアイテムが揃っている。
ウール混ジャージー素材を使用し、よりフォーマルなシーンを想定したパジャマスーツ®(ジャケット10,989円、パンツ7,689円)、夏にも着ることができる二重臼ニット素材を使ったパジャマスーツ®(ジャケット10,989円、パンツ7,689円)、存在感のある色柄をプリントで表現したプリントジャージー素材パジャマスーツ®(ジャケット8,789円、パンツ5,489円)の3種類だ。
新商品はどのような点を意識したのだろうか。「2023年春夏モデルは、デスクワークが中心のお客様からのご要望を受け、一部モデルでジャケット袖口のボタンをなくしております。その他、ビジネスシーンで着用しやすいよう、パジャマスーツ®では初めてのウール混素材を使用するなど、スーツと遜色ないきちんと感のあるアイテムを展開いたします」(前出・AOKI広報室)。
特に、ウール素材のものはパッと見ただけでは普通のスーツと思ってしまう。大事な商談がある時はこのタイプ、一日会社で作業をする時は少しゆったりしたタイプ…と、1週間で着回すことも可能だ。
一家に一着、パジャマスーツがあっても困らないかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)