ささいな「忘れ物」でコインランドリーが大爆発 あわや死亡事故に
取り出し忘れた物はティッシュよりも凶悪だった? 洗濯物を乾燥機にかける前には、ポケットの中のチェックを忘れてはいけない。
スペインのコインランドリーで爆発事故が起き、ランドリーもろとも命を落とすところだった男性。その映像が、SNS上で多くの人々を驚かせている。『New York Post』『Yahoo News Australia』などの海外メディアが報じた。
■店を巻き込む大爆発
衝撃的な映像は、3月にスペインの港湾都市ア・コルーニャで撮影されたもので、オンラインを通じて一気に拡散された。男性が洗濯物の入った手提げ袋を手にコインランドリーを出たが、その数秒後に1台の乾燥機が突如停止し、炎を吹き上げた。
炎は爆発となってあっという間に店中に広がり、窓ガラスが粉々に破壊される大爆発を引き起こした。
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■原因は1本のライター
まるでハリウッド映画のワンシーンのような激しい爆発は、どのようにして発生したのか。その原因は、乾燥機にかけた衣類のポケットの中に入っていた、小さなシガレットライターと見られている。
ライターの中身は通常、非常に引火しやすいブタンガスで満たされており、特定の条件下で損傷すると火災を引き起こす可能性があるという。
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■便利な道具が潜在的なリスクに
消防救助隊のアダムデューベリー氏は「衣類を白く汚すティッシュだけでなく、電池やライターなどについても、常にポケットをチェックするべきです」と語る。
また、スマートフォンの充電などに使用されるリチウムイオン電池についても警告を発しており、「乾燥機の内部は高温のため、よりリスクが高くなります」と説明した。
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■命があったのは奇跡?
ささいなミスで店ごと吹き飛ばしたことはうっかりでは済まされないが、爆発したのが男性が店を出た直後であったことは不幸中の幸いだろう。
SNS上では「この男性には守護天使がついている」「まるでアクション映画のオープニングみたい」と、多くのコメントが寄せられているようだ。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)