新生・乃木坂46で山下美月に注目できる理由 現役アイドルが女優で成功する意味とは
これからの乃木坂46はどうなるのか。山下美月と女優業に着目しながら考察する。
鈴木絢音が卒業することで1期生と2期生が全員卒業し、いわば新体制となった乃木坂46。新曲でもダブルセンターとなった山下美月に着目しながら、新生・乃木坂を考察する。
■新生・乃木坂46
現在プロモーションを行っている新曲『人は夢を二度見る』では、3期生の山下美月と久保史緒里がダブルセンター。3期生の2人がダブルセンターで新体制をスタートさせることは、象徴的なものを表しているだろう。
両サイドには4期生の遠藤さくらと賀喜遥香が配置されており、現在の4人の中心メンバーと見ることもできる。
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■エース・山下美月
女性アイドルグループのメンバーの新陳代謝はグループの人気が維持できるかどうかの鬼門であるが、乃木坂はエースの白石麻衣が長く在籍し、4期生中心の番組を作るなどしてうまく世代交代した。
その中でも山下美月は、NHKのいわゆる朝ドラである『舞いあがれ!』でも主人公の同級生という重要な役を演じており、女優としても活躍している。山下は着実に女優としてステップアップしてきた。
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■魔性のアイドル
山下はファンサービスを徹底するプロのアイドルとして、ファンからは評価されている。 徹底したファンサービスは、すなわち魔性のアイドルであり、山下のアイドルとしての魔性は、女優業にも活かされたのだった。女優としての山下の出世作は、『じゃない方の彼女』(テレビ東京系)という作品。
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■『じゃない方の彼女』
『じゃない方の彼女』は、濱田岳が演じる主人公の大学教授が学生役のヒロインである山下美月と不倫関係になっていくドラマ。
秋元康氏の原案・企画ドラマとしては珍しく、サスペンスやミステリー系でない作品で高い評判を得る。同作品では人気現役アイドルでありながら不倫する女子大生を演じた、魔性アイドルとしての山下の魅力がうまく活かされた。