舛添要一氏、岸田文雄首相暗殺未遂に遺憾表明 「根絶せねばならない」
演説会場に移動しようとしていた岸田文雄首相に爆発物が投下された事件で、舛添要一氏が行為を批判した。
舛添要一前東京都知事が15日、自身の公式ツイッターを更新。同日、応援演説に訪れていた岸田文雄内閣総理大臣のもとに爆弾が投げ込まれた事件に遺憾を表明した。
■演説会場に爆弾が投下
事件について「和歌山県で、岸田首相の演説会場で爆発音。首相は無事」と伝えた舛添氏。会場近くで岸田首相が海産物を試食した後、演説をするために移動していたところ筒状のものが投げ込まれ、白い煙と共に爆発音が鳴り響いたという。
幸い岸田首相は避難して無事だったようだが、今回の出来事から「警察の捜査を待ちたいが、安倍元首相の暗殺場面を思い出す」と昨年7月に発生した安倍元首相の銃撃事件を連想。
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■テロ行為を非難
事態に舛添氏は「このようなテロ行為は連鎖する可能性がある。警察のみならず、市民の力で監視、根絶せねばならない」と避難。
爆発物を投下した犯人は現場で取り押さえられ、その場で警察に逮捕されている。
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■爆発事件は以前にも発生
今年1月にも三重県の伊勢神宮を岸田首相が訪れたところ、外宮に到着する40分ほど前に破裂音が発生。広場周辺で爆竹のようなものが発見されるという事件が起きている。
この事件は遠隔操作で行われたのか、現場付近で不審な人物などは発見されていないという。