宮迫博之のたこ焼き店『みやたこ』、今月閉店も… 8年間で「劇的変化」が起きていた
4月いっぱいで宮迫博之の『みやたこです。』が閉店する。コロナ禍でも店側の「企業努力」が感じられて…。
22日、宮迫博之が自身のYouTubeチャンネルで、東京・五反田で経営していたたこ焼き店『みやたこです。』を4月いっぱいで閉店することを発表。最近は、焼肉店『牛宮城』(ぎゅうぐうじょう)が注目されていた宮迫。
だが、『みやたこ』はオープン当初から劇的な進化を遂げていて…。
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■たこ焼きバルで人気に
『みやたこ』は、2015年4月にオープン。宮迫の実家が大阪でたこ焼き店を営んでおり、実家からのれん分けする形で五反田駅近くにできた。
たこ焼きとお酒を楽しめるバルとして人気に。2021年8月には全国展開を目指し、新潟店をオープンしたが、コロナ禍の影響もあり22年1月に閉店。
五反田店は29日が貸し切り営業、30日は定休日のため、通常営業は28日までとなる。
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■オープン当初受けた印象は…
記者はオープン直後と昨年3月に店舗を訪れたのだが、8年間で店の「進化」を感じたので記しておきたい。オープン直後の『みやたこ』には正直、高評価は付け難い。
料理はすべて厨房で作られていたが、たこ焼きはぬるく、今ひとつ個性に欠ける味だった。サイドメニューも枝豆やチーズの盛り合わせなどがあるくらいで、少々寂しい印象。
価格帯は2,000~3,000円とお手頃だが、内心「1回行けば十分かな」と思ってしまった。
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■太っ腹サービスに驚き
だが、昨年3月に訪れた際には、いい意味で以前のイメージを覆された。メインのたこ焼きが大きく変わっていたのだ。
卓上にたこ焼き機が設置され、来店客がセルフで作る方式に。こちらのサービスは21年頃から導入されたという。しかも、たこ焼きは無料で食べ放題という太っ腹。
作る際も、店のスタッフが焼き方を教えてくれたり、火加減を調整してくれるなど、初心者にも優しい。サイドメニューも、たこキムチやピリ辛メンマをマヨネーズで和えた「宮迫和え」、牛タン刺など充実し、どれも格段に美味しくなっていた。
値段もほとんど600~700円前後、メインのたこ焼きが無料とあって、コスパは抜群だった。
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■閉店の原因は…
食べ放題サービス、料理の見直しなど、コロナ禍でも「企業努力」が感じられた『みやたこ』。ただ、『みやたこ』近隣の店舗スタッフは、「宮迫さんのお店に限らず、この辺りはコロナが落ち着いても客足が戻らず、閉店したところが多いですよ」と話す。
冒頭の宮迫のYouTubeチャンネルによれば、今回店を畳むのも、コロナで客足が戻らず、赤字が続いたことが理由の一つだという。
8年間の歴史にピリオドを打つ『みやたこ』。いつの日か、復活してくれることを期待したい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)