長嶋一茂、大谷翔平の“打撃の変化”を熱く解説 「バットを長くして…」
大谷翔平選手の「昨年と今年の打撃の変化」について元巨人でタレントの長嶋一茂が解説。
30日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、長嶋一茂が大谷翔平選手の「バッティングの変化」を解説した。
■大谷選手の今シーズンを特集
大谷翔平選手の今シーズンを特集したこの日の放送。スタジオには元読売ジャイアンツでタレントの長嶋と元ボストン・レッドソックスの岡島秀樹氏が出演し、トークをする。
話題は早くも大谷選手の「MVPの可能性」に。岡島氏は「打撃タイトルの三冠に近いトップ3に入っていればチャンスはある」と指摘。
野球に詳しいビートたけしも「アメリカ人記者が喜ぶのはホームラン王だろうね」「ホームラン王になってサイ・ヤング賞をとれるようなピッチングをすれば、MVPと両方確実にとれる」と話した。
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■打ち方の変化を解説
阿川佐和子は「打ち方としては先シーズンと今シーズンで違いはあるんですか?」と質問する。
ここで長嶋が「今年バットを変えているんですよ、バットを長くしているんです。つまり去年じつはホームラン数 は一昨年より減ってるんだけど、それはやっぱりチームが勝つために、そのアベレージを重視したって聞いたんですよ 」と指摘する。
そして「飛距離を落としてでも、ヒットのほうがチームに貢献できるだろうと。エンゼルスは弱いですから、そっちのほうが良いだろうという判断で」と語った。
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■ホームランを狙う?
長嶋は「今年は長くしたんで、ホームランを狙っていくっていうようなイメージなのかなと、僕は思ったんです 」と話す。
さらに「ホームランを狙うというのは1個あるんですが、WBCのメキシコ戦でね、最終回でツーベースを大谷選手が打ったんですけど、あのときって一瞬 バッターボックスの中で小指1本が2本分ぐらい短く持ったんですよね」とコメント。
続けて「彼は長いバットを持ったからといって、ホームランを狙うということではなくて、全ての打席。短く持ってヒットも狙いに行く っていうことを彼はするわけです」と指摘した。
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■ヒットも狙っていく
阿川が「やっぱり見ているところが違いますね」と驚くと、長嶋は「これは栗山監督から聞いた話なんで」とポツリ。
そして「つまり、ヒットを狙うとき、ホームランを狙うとき。セーフティはなくなるかもしれないけれど。あの、そういうことなんですよね」とコメントする。
話を聞いた阿川が「今年はホームランを狙うということ?」と質問すると長嶋は「いや、そうじゃなくてヒットも狙っていくということなんです」と笑っていた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)