村上宗隆に“復調の兆し” 高木豊氏が期待「表現できるようになってきてる」
開幕から不調が続いていた村上宗隆の“復調の兆し”に高木豊氏が言及。「流れがよくなりそう」と期待を寄せている。
元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が4月30日、公式YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』を更新。東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆選手の復調について言及した。
■10試合ぶりのタイムリー
昨シーズンに史上最年少での三冠王に輝いた村上選手は、今シーズンは開幕から不調が続き、先月28日からの東京・神宮球場での阪神タイガースとの3連戦でも、2試合連続で無安打となっていた。
しかしきのう30日の試合では、3回の第2打席でレフトへの犠牲フライで先制点をもたらすと、5回の第3打席ではレフト前タイムリーを放った。これが10試合ぶりのタイムリーとなり、ベンチに向かって指さしをして喜ぶ一幕もあった。
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■「徐々に表現ができるように」
高木氏は前回の動画で、村上選手に「基本に立ち返るべき」とアドバイスを送り、「すぐ打てるようになる」と話していた。
30日の試合について、「犠牲フライをほしいときには犠牲フライ。2アウト・ランナーサードでタイムリーがほしいときにはタイムリー。やってほしいこと、自分でやりたいこと、それが徐々に表現ができるようになってきた」と評価。
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■流れが「よくなりそう」
「ということは調子が上がってくるということだね。そういう意味では、非常にいい試合だったかな、ヤクルトにとっては。連敗も止まったし」と話す。
さらに、「(打線が)村上でストップしてたのが、考えてることを表現できるようになってきてるから、流れはよくなりそうな気はするよね。1勝したということで、全然気持ちも変わってくるだろうし、これからヤクルトらしさ、ノリノリのヤクルト…そういうものが出てくるかな」と期待を寄せていた。
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■ファンからも期待の声
高木氏の話に、ファンからは「(村上頌樹投手との)村神様対決は見ものだった!」「ここから打線が復活するかもしれない」「山田(哲人)も(山崎)晃太朗も戻ったし塩見(泰隆)もたぶんそろそろだろうし、5月は反撃体制整えられるね」といったコメントが寄せられている。