キンプリ、ファンが明かした胸のうち 「平野紫耀が私の人生を変えてくれた」
本日22日、3人が脱退するKing&Prnce。ファンは「彼らのおかげで毎日が楽しくなった」と話す。
本日22日、King&Princの平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太がグループを脱退し、ジャニーズ事務所も退所する(岸は秋退所)。永瀬廉と高橋海人はグループに残り、キンプリとして活動を続けていく。
ファンは今、何を思うのか。記者が取材をしていると、とある女性から感動的な“シンデレラストーリー”が明かされた。
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■キンプリファンになったきっかけ
今回、取材に応じてくれたのは50代の女性ファン・Aさんだ。2018年のデビュー以来、キンプリを応援している。グループ全員が好きだが、特に「平野推し」とのこと。
キンプリにハマったきっかけは何だったのか。「18年にバラエティ番組で平野くんを見たのが始まりでした。クシャッと笑った時の顔がどストライクだったんです。年甲斐もなく、完全に一目惚れしてしまいました(笑)。学生の頃にマッチ(近藤真彦)が好きで、友達と盛り上がることはありましたが、ここまでジャニーズにハマったことはありませんでした」(Aさん)。
平野にハートをうち抜かれて以来、キンプリが出る番組を見たり、曲を聞くうちにグループ全員のことが好きになっていという。前出のAさんは、「学校のクラスで、カッコよくて目立つ“一軍”の男子グループに陰ながら憧れるような感覚でしょうか。平野くん個人も好きですが、メンバーみんなで笑っている時の空気感がすごく愛おしいんです」と、顔をほころばせる。
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■「毎日が明るくなった」
その後、ファンクラブにも入会し、コンサートにも足を運ぶほど、のめり込んでいった。キンプリの「推し活」を始めて、普段の生活にも変化が…。
「主人は単身赴任で月に数回帰ってくるくらいで、娘も大学生になって外で遊ぶことが増えたので、ひとり家で過ごすことが多かったんです。私はこれといった趣味もないので、仕事と家を往復するだけでした。でも、キンプリのファンになってから、毎日がすごく明るくなりました。彼らの曲を聞くと、不思議と面倒な家事や仕事も苦ではなくなるんです。なんだかもう一度青春が来たみたいで幸せでしたね」(前出・Aさん)。
キンプリの笑顔がAさんの何気ない日常にアクセントを与えたのかもしれない。
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■家族との関係にも変化が…
キンプリとの出会いは、家族との関係にもいい影響を与えてくれたようだ。前出のAさんが声を弾ませる。
「娘と話す共通の話題ができました。最初は恥ずかしい気持ちもあって、スマホでコソコソキンプリの動画を見ていたのですが、ある時娘にバレてしまったんです。でも、娘からは『お母さん、キンプリ知ってるの? 私も好きなんだ』と言われました。それ以来、一緒に曲を聞いたり、コンサートに行くこともありましたね」(前出・Aさん)。
Aさんと娘さんは、一時期「距離」ができた時期もあったという。「娘が高校生になった頃から会話が減っていました。大学生になると、顔を合わせる時間も減ってしまい、家で一緒にいるのが何となく気まずいことも…。でも、共通の話題ができてからは、2人で過ごす時間が多くなりました」(前出・Aさん)。
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■3人の脱退に思うこと
親子で応援していただけに、昨年11月に平野らがグループを脱退し、ジャニーズを辞めるという発表は衝撃的だったという。Aさんは、「あの時は本当にショックでした。涙が止まらなくて、しばらくは大好きだったはずの5人をテレビで見るのも辛かったです…」と、顔を曇らせる。
だが、時間が経つにつれて考えが変わるように。「一番辛いはずの5人は、発表後もバラエティや音楽番組で悲しい表情は見せず、新曲やベストアルバムも出して、最後まで私達ファンのことを大切にしてくれました。だから、私も彼らにずっと付いていこうと決めたんです」(前出・Aさん)。
最後に、今キンプリに思うことを尋ねたところ、Aさんから「5年前、テレビで平野くんを見て人生が変わったと思います。キンプリのおかげで毎日がすごく幸せでした。彼らには本当に感謝しています。辛いですが、グループを離れる平野くん、岸くん、神宮寺くん、キンプリを残してくれた永瀬くん、高橋くんも、どうか身体だけは気を付けてほしいです。贅沢を言うと、一日だけでもいいので、もう一度5人で集まってくれたら嬉しいです」というコメントが寄せられたのが印象的だ。
ファンとの“次に会える約束”が叶う日が来ることを願いたい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)