オリックス2位で交流戦へ 注目は今年も“バッター”山崎福也【週刊バファローズ】
オリックスは5連勝でストップしたものの貯金7で交流戦へ。「バッター・山崎福也」の活躍に注目だ。
交流戦直前のオリックスは、最終戦の埼玉西武戦こそ落としてしまったものの、先週からの5連勝もあり、大きく盛り返した。
■山下舜平大が快勝
まず今年初のほっと神戸となった東北楽天との2連戦。初戦は山下舜平大が、7回2安打無失点に抑える好投に打線も応えて快勝。
試合後、山下は「投げていてすごく気持ちよかったです。先輩方がたくさん打ってくれたので、楽な気持ちで投げることができました。今日の課題を踏まえて、練習して挑むだけだと思うので、次の試合も集中して頑張りたいと思います!」とファンに語り神戸のファンから拍手喝采を浴びた。
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■紅林がサヨナラ2ラン
第2戦はドラマティックな試合。1点ビハインドで迎えた9回、東北楽天の守護神・松井裕樹から紅林弘太郎がサヨナラ2ランで逆転勝ち。
試合後、「打席に立った時にもすごい歓声をいただきましたし、これまでに感じたことがないくらいの歓声をいただいて、めっちゃうれしいです! あの場面で打席に立たせていただいた監督の期待になんとか応えたいと思って行きました!」と紅林。
「チームとしては、8回に圭太さんが2ランを打ってくれて、1点差にしてくれていたことが大きかったと思います。打った瞬間、入ってくれると思いました!」と興奮。
「ここ最近、ヒットを打てていなくて、悔しい部分もあったんですけど、こういう勝ちにつながる一打を打つためにずっと練習してきたので、これからも勝ちにつながるバッティングができるように頑張ります!」と話し、中嶋聡監督にヘッドロックをかけられていたが「愛のヘッドロックでした」と笑いを誘った。
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■杉本の本塁打で4連勝
3連勝でチームは所沢に移動する。初戦は山岡泰輔が6回を1失点の好投。打線もこの日から復帰した杉本裕太郎がホームランを放つなど援護し、チームは4連勝。
試合後、山岡は「今日はテンポよく投げることを意識してマウンドに上がっていました。6回に失点してしまったところは課題が残りますが、全体的にはしっかりと投げ切れていたボールも多かったと思います」とコメントしている。
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■山崎の好投で5連勝
第2戦は山崎福也が8回まで無失点の好投で5連勝。試合後、「ストレートの使い方もよかったと思いますし、変化球と若月のリードがよかったので、それが一番だと思います」と山崎福。
「チームとしてなんとか勝ちたい気持ちもありましたし、自分自身もいいピッチングをしたいという思いもあったので、今日は勝ててよかったです。チームみんなでいい雰囲気で出来ているので、この流れで最後までいきたいと思います」と地元である所沢のオリックスファンに語っている。