東国原英夫、日本の労働力不足に独自提言 「移民政策に舵を切るべき」
東国原英夫が労働力不足解消に移民政策を推進する発言をして…。
4日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、東国原英夫が日本の労働力不足問題について移民政策を進めるよう提言した。
■中小企業の事業継承問題を議論
番組は町工場など中小企業の事業継承問題について取り上げ、出演者が議論をする。
実際に工場を経営する男性がスタジオに登場し、日本人の後継者がいないことについて「簡単なものというのは、 どんどん海外にすぐ出て行ってしまうので。 日本にしかできないというか、 詰めてやらないとできないっていうものしか残ってない」と実情を明かす。
そして「それをやるにはある程度の時間、それから職人技。そういうものを全部加味した技術。そういうものでやっていかないとできないので、あまり魅力的に感じない 若い人たちが多いと思います」と話した。
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■移民政策を提言
話を聞いた優木まおみが「SNSで動画を拡散して興味を持ってもらえばどうか」と進言すると、東国原が「それはどこもやっている」とバッサリ切る。
続けて「それでも若者が飛びついてこないのは、少子高齢化で若者が少ないというのがまず1つですよね。 それでやっぱりコスパに合わないだとか、徒弟制度があるだとか、やっぱ5年10年忍耐が必要で、その根気がなくなってきている」と指摘。
そのうえで「人手不足を補うのに 、海外の人。 これ、なくてはならない人材なんです。僕は移民政策に舵を切るべきだと。僕はそっち派です」と話した。
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■たけしは「国が対策を」
東国原の発言にほかの出演者が見解を述べる場面はなかったが、番組の最後でビートたけしは「かつて日本はなんとかオリンピックとか、溶接とかでやたら金メダルを取っていて、たいてい日本人がしめていたんだよな」と話す。
そして「職人が育たないなら、国をあげてサポートする方法を考えないと。大企業なんかがちゃんと、そのパーツだけは職人さんを雇っていないといけないとか、学校的に新しい職人さんを育て上げるみたいな方式に変えないと製品は繁栄しない」と提言した。
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■「日本の誇り」に言及
さらにたけしは「やっぱり日本の誇りとしては、日本製品は良いものという意識を、とにかく 植え付けなきゃダメなんじゃないな」と日本政府に対策を要望していた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)