6割以上の人が不快な経験をした「アノ臭い」 湿気と暑さのダブルパンチが苦手な人も…
きちんと洗って干したはずなのに、どうして臭うのだろうか…。
梅雨の時期、湿気が多いと雑菌がわきやすくなり、不快な臭いの原因に。狭い空間で漂う生乾き臭に不快な思いをしたことがあるという人も。
■生乾き臭で不快な思いをしたことがある
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で61.5%の人が「梅雨の電車内で服などの生乾き臭に不快な思いをしたことがある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は58.5%、女性は64.6%という結果になっている。
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■湿気と暑さのダブルパンチ
編集部の取材に応じてくれた30代の男性は、「梅雨の時期の通勤電車は湿気と暑さのダブルパンチでなんとも言えない臭いがすることがあるので、苦手です」と述べた。
近年は感染対策で窓が開いていたりするので、以前ほどではないかもしれないが、運悪く近くの人が臭いの発生源だったりすると、気分が悪くなることもあるという。
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■汗を吸った夫のTシャツが臭う
湿気の多い時期は夫のTシャツの生乾き臭に悩まされるという40代の女性は、「サイズが大きいせいもあって、夫のTシャツは乾きも悪く、汗をたくさん吸っているので何度洗っても生乾きのような臭いがするんです」と述べた。
あまりに臭いがとれないと捨ててしまうこともあるが、除菌消臭スプレーをかけるなど工夫はしているという。臭っていても平気で着てしまうので、出先で不快な思いをさせていないか気になっているのだそう。
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■洗濯機が雑菌の温床に
生乾き臭の主な原因となるのは雑菌の繁殖だという。宅配クリーニングサービスを提供する企業のHPでは、生乾き臭を防ぐ洗い方として、酸素系漂白剤の使用を勧めている。
部屋干しを謳っている洗濯洗剤には酸素系漂白剤が含まれるものが多いようだが、酸素系漂白剤につけ置きし、しっかりと除菌してから洗濯することで嫌な臭いの発生が防げるという。
また、なるべく早く乾かすために風をあてたり、ある程度乾いたらアイロンを掛けて乾かしたりするなどの工夫も有効なようだ。中には、洗濯機が雑菌の温床になっているケースもあるので、定期的に洗濯槽の洗浄や洗濯機のお手入れをしたほうがよさそうだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)