ビッグモーター、過去のCMが“伏線回収”と話題に 「予言していたのか」の声
ビッグモーターが保険金を不正に請求していた問題で、同社の17年前のCMの内容が話題に。「17年越しの伏線回収」の声も。
中古車販売大手のビッグモーターが、損害保険会社に保険金を不正に請求していた問題をめぐり、同社が過去に放映していたテレビCMが話題となっている。
■社長が辞任表明
同社では、修理の車にゴルフボールなどを使ってわざと傷つけ、保険金を不正に請求していたことが明らかに。
きょう25日には兼重宏行社長が会見を行い、経営陣の関与を否定するとともに、一連の責任を取って代表取締役社長を辞任することを表明した。
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■買取の査定で…
この問題をめぐって改めて注目を集めているのが、06年に放映していた同社のテレビCMだ。
中古車販売会社のスタッフが、買取の査定を依頼された車のドアをドンドン叩いたり、ハンドルを乱暴に回したりし、ボンネットを開けて部品を引っ張って壊すと「高くは買い取れませんね」と言い放つ。最後は俳優が出てきて「車売る前にお店選ばなきゃ」とアピールする…という内容になっている。
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■「17年越しの伏線回収」の声
皮肉にも、今回の問題と同じく車を故意に傷つけるという展開から、ネット上では「壮大な伏線を張っていた」などと話題に。
ユーザーからは、CMについて「17年越しの伏線回収」「今の状況を予言していたのか」「やっぱりどこかに前兆があるんですね」といった声があがっている。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)