杉村太蔵、コメンテーター業にChatGpt導入を告白 「コメントの質はあまり…」
AIと人間の関係性をトークした『バラダン』。杉村太蔵はコメンテーター業にChatGptを使ったそうで…。
16日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で、杉村太蔵がコメンテーター業にChatGptを使用したことを告白した。
■AIについてトーク
フランスの世界的音楽プロデューサーが、「業界の未来はAIの圧勝」「しかし脅威だとは思っていない。より良い楽曲を作る優れたツールができただけ」などと分析した話題をきっかけに、AIについてトークをしたこの日の放送。
MCのふかわりょうからAIについて質問された杉村は「僕はこの2、3カ月でなにか変化を感じますかと。コメンテーターとして」とスタジオの出演者に質問をした。
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■杉村がChatGptの利用を告白
さらに杉村は「じつはこの2~3カ月、ChatGptで、このコメント案をずいぶん採用しています。だけど、ほとんどコメントの質は変わりませんね。どういうことかというと、限界があるんですよ、やっぱり」と話し、スタジオに笑いが発生する。
その後ふかわは今月ニュース原稿のナレーションを担当する、元千葉テレビの竹内里奈アナウンサーに「それこそ竹内さん。AIのナレーションが増えてきているじゃないですか。どう思いますか?」と質問した。
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■竹内アナもChatGptを利用
すると竹内アナは「アナウンサーでAIでニュースを読んでいるのがあるので、ちょっと脅威だなとは感じるんですけど」とコメント。
続けて「でも逆に、声優の仕事を少しだけさせていただいたことがあるんですけど、ボイスサンプルなどのセリフを作るのに、ChatGptで使ったりします」と語る。
話を聞いたふかわは「共存というか、使い方なんですね」と話していた。
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■AIに「仕事を取られる」と感じている人は…
『バラいろダンディ』で繰り広げられたAIと職業についての議論。実際、AIの進化で「自分の仕事を取られてしまうのではないか」と感じている人はどのくらいいるのだろうか。
Sirabee編集部が3月27〜28日にかけて、全国10〜60代男女1,000名を対象に実施した調査で、自分の仕事は「近いうちにAIに取って代わられる」と答えた人は13.5%。
一方で「将来的には取って代わられる」との回答は40.7%に。半数以上が、今後AIに職業を奪われる不安を抱えている。
進化するAIとどう向き合っていくのか。今後を生きる人間にとって、大きなテーマになりそうだ。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)