半数以上が繰り返し見たことがあると回答 中には眠るのが怖くなったという人も
夢見が悪くて眠るのが怖いという人は、もしかしたら「悪夢障害」かもしれない。
昨夜見た夢と言われても、覚えていないということが多いだろう。しかし、繰り返し何度も見る夢があるという人も意外といるようだ。いったいどんな夢を見ているのだろうか。
■何度も繰り返して同じ夢を見ることがある
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で52.9%の人が「何度も繰り返して同じ夢を見ることがある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は49.7%、女性は56.1%という結果になっている。
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■受験を控えた娘の夢見が悪くて心配
編集部が話しを聞いた40代の女性は、「高校受験を控えた娘が、今年に入って頻繁に街中の人がゾンビになって襲ってくる夢を見るようで、精神的に追い詰められているのではないかと心配で様子を見ています」と述べた。
夢を見るのが怖いから寝たくないと言う娘を安心させるために久しぶりに添い寝をしたら、その晩はぐっすり眠れたようで、それ以来落ち着かない夜は時々一緒に寝るようにしているという。
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■学生時代の恐怖が夢でよみがえって…
大学時代の夢をよく見るという30代の男性は、「大学時代に遊びすぎたせいか、いまだに単位が足りなくて焦っている夢をよく見ます」と述べた。
「夢だと思えればいいのですが、親になんて言おうかとか、就職先にどう説明しようかとか、焦って必死に思い巡らせるのが本当に心臓に悪いんです」と苦笑まじりに明かした。
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■ストレスが原因の「悪夢障害」
強い不安や恐怖を覚える夢を頻繁に見ることで、睡眠が妨げられていく症状を「悪夢障害」というそうだ。主な原因はストレスだと考えられており、悪夢を見るのが怖くて眠れなくなってしまったり、悪夢を思い出して憂鬱な気持ちで毎日を過ごすようになったりする人もいるという。
まずは、ストレスの原因を取り除くことが1番だが、そう簡単にいかない場合もあるだろう。そんなときには、気晴らしを兼ねた適度な運動を取り入れてみたり、お風呂にゆっくり浸かったりして睡眠の質をあげるよう生活を整えてみるのもオススメのようだ。グッスリ眠ることで体の疲れが取れ、夢見の悪さも解消できるかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)