「パプリカの和風ピクルス」　さっと作れてごはんのおかずにもなる万能な副菜

パプリカといえば、洋食に使う野菜のイメージがあるが、実はβカロテンやビタミンCなどの含有量がかなり高いので積極的に食べたい食材。料理研究家の奥薗壽子氏が紹介していた「パプリカの和風ピクルス」が簡単で美味しそうだったので編集部でも作ってみた。

■元気色のパプリカが主役

材料はこちら。

調味料はパプリカ1個に対しての分量。今回は赤と黄色のパプリカを使うので2倍の量で作った。ちなみに、パプリカは赤いものの方がβカロテンが多いが、ビタミンカラーの黄色と2色にしてみた。

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■普通のピクルスと同様作り方は簡単

パプリカは縦半分に切ってワタと種を取り出し、棒状に切った後、半分にカットしてタッパーなど蓋のついた容器に入れる。

醤油、みりん、酢を耐熱容器に入れて、600wの電子レンジで30〜40秒加熱しよう。熱くなればOK。パプリカにつけダレを入れて、蓋をしたらシャカシャカと横によく振る。いったん、蓋を開けたらかつお節を加えてさらにもう一度シャカシャカしよう。

全体が混ざったらそのまま蓋をして冷ます。熱いつけダレを入れているので、パプリカの表面に少し火が通って柔らかくなる。この状態ですぐに食べられるが、10分ほど置くとさらに味が染みる。このまま蓋をして冷蔵庫に入れておけば1週間保つので作り置きにもおすすめだ。

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■パプリカの甘みが増して食欲をそそる味に…

パプリカは生のままで漬け込んでいるのに、甘みが出てしんなりとした食感。しょうゆベースでかつお節の旨みが効いていてまさに和風ピクルスだ。色が鮮やかなのでそのまま1品のおかずにしてもいいし、ごはんに添えて漬物のように食べてもいい。

こちらが3日漬けたもの。より味が染みて柔らかい歯応えになっていてこれも美味しい。簡単で作り置きができるので、時間のあるときにたくさん漬けるのもいいかも。洋の野菜を和風の味付けにした組み合わせは驚くほどマッチして美味しかった。

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（取材・文／Sirabee 編集部・池田かおるこ）