さや香の『M−1』最終決戦ネタを山田邦子が一蹴 辛辣で愛ある指摘に視聴者爆笑
『M−1グランプリ2023』優勝候補と目されながら最終決戦では1票も獲得できなかったさや香。審査員の山田邦子が視聴者や審査員を代弁するかのように…。
漫才の祭典『M−1グランプリ2023』決勝戦がテレビ朝日系列で24日に生放送。優勝候補とされていたさや香の最終決戦のネタについて、審査員の山田邦子から辛辣ながらも愛にあふれた本音が漏れた。
■最終決戦に進出
同賞レースでは、10組が参加した決勝ファーストラウンドの上位3組が最終決戦に進出。その3組が2本目のネタを披露し、7人の審査員が「おもしろかった1組」に投票し王者を決めていく。
ファーストラウンドを1位通過したさや香は、数学をテーマにしたネタを披露。足し算・引き算・かけ算・割り算の四則演算に続く第5の計算「見せ算」を新山が編み出したと主張し、複雑な設定のネタを1度も噛むことなく披露していった。
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■票は入らず
見事な漫才を披露したさや香だったが、数学をテーマにしたかなり難解な設定だったせいか笑いはそこまでとれなかった。
最終決戦に進んだのは令和ロマンとヤーレンズ、さや香で、令和ロマンが4票でヤーレンズは3票、残念ながらさや香には1票も入らず令和ロマンが新王者に輝く結果となる。
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■審査員の感想で…
芸歴5年の新王者・令和ロマンへの賞金・副賞の授与が行われ、MCの今田耕司は審査員にも最終決戦の感想を聞いていく。
ダウンタウン・松本人志や中川家・礼二が令和ロマンに票を入れた審査基準を語り終えると、今田は山田にも感想を求める。
山田は「さや香が最後のネタ、全然よくなかった…」と視聴者やほかの審査員の気持ちを代弁するかのような正直すぎる感想を述べ、さや香に「あまりにもはっきり…」と噛みつかれていた。
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■さや香は救われた?
見事な漫才を披露したものの、ほかの2組に比べて明らかに笑いが少なかったさや香。それをあえてイジって笑いにした山田の「愛ある指摘」に視聴者も共感している。
「さや香は救われたと思う。最後に邦ちゃんいい仕事してくれた」「2本目ネタぶったたいて瀕死の状態から救うなんていうクライマックス、誰も想像できなかったしマジでよかった」「また山田邦子語録生み出してて草」といった好意的な意見が目立っていた。
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(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)